初心者必見、アジア最終予選の注目のポイント(個人的思考です。)

この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットした内容です。

上級者やもっと詳しく知りたい方は、この記事以外も参考にしてください。

2024年9月5日に埼玉スタジアム2002でFIFAワールドカップ26アジア最終予選の中国戦、そして11日にバーレーン ナショナル スタジアムでバーレーン代表と対戦します。

今回の対戦において注目ポイントは二つあり、

日本代表の今回の注目ポイント(個人的な考えですが,)

個人的には、今シーズンのJリーグの同率ではありますが、一時、首位となっていた町田セルビア(現在は、2位)の戦術とされている自陣内からのロングフィードからのセンターフォワードのポストプレイを日本代表でも実行するのか、以前も行っていましたが、回数を増やすのか、ビルドアップとの比率が注目のポイントです。

対戦相手がディフェンスライン(ディフェンダーが並んだライン、4バックなら4人、3バックなら三人など)をあげ、こちらのビルドアップに対抗してくるパターンに苦戦をしている場面があり、世界有数の攻撃的アタッカーが豊富な日本にとっては、力を発揮できない状況を作られています。

自陣ディフェンスラインより前線の選手(FWや前にいる選手)に向けてのロングフィード(ロングボール)する事によりこぼれ球が相手ゴール側に向かったり、アタッカーが相手ゴールに向かいボールをもらうことができて、チャンスになると同時に対戦相手からは脅威となります。

このロングフィードに対応するため、対戦相手はディフェンスラインを下げることになり、アタッキングゾーンでボールが持ちやすくなると同時に自陣ディフェンスラインからパスを回して前に押し出すことも可能です。

はもう一つ、競り合いからのマイボールでのスローインの数が、アタッキングゾーンに増えることです。

今回の町田セルビアから召集された望月ヘンリー海輝は、ロングスローが得意としています。

tackieのフットボールよりhttps://tackie23.hatenablog.com/

今までは、このロングフィードが少なかったと個人的には考えており、今回、町田セルビアの選手を三人招集しており、キーパーとDFである事からこのロングフィードを主戦術にする可能性もあると考えます。

もう一つの注目のポイント

もう一つのポイントは、センターフォワードです。

このセンターフォワードの良し悪しにより先程のロングフィードやビルドアップの戦術がはまり、怒涛な攻撃システムが完成します。

これを体現したのが、私個人的に歴代最強とも言えるヴィッセル神戸に所属する大迫勇也選手です。

彼の対戦相手に対するディフェンスラインの崩し方(ラインブレイクといいます。)は、神レベルといえ、得点能力の高さとテクニックも高い選手です。

昨シーズンのJリーグでヴィッセル神戸が、ロングフィードの戦略を使ったことにより好成績を収めたことから大迫勇也選手の存在は大きかったと思います。

そして今回、コーチとして所属している前田遼一もかなり凄腕のラインブレイクを持っていたと思います。

ラインブレイクに長けた選手がいるとアタッカーの能力は最大限に発揮し、得点率も高まり、何よりファンタスティックなプレーが見れると思います。

今回、召集された上田綺世や細谷真大あたりがそのポジションとなり、浅野拓磨もありますが、浅野は、スピードとディフェンスを背負っての反転ステップからの飛び出しが持ち味で、ポストプレイには不向きと思います。

細谷や上田は、身体能力の高さや体を張る事からラインブレイクに期待したいです。

特に上田は、東京オリンピックのスペイン戦では、ラインブレイクどころか、スペインディフェンスラインを捉えきれず、ボールを持っても限定的なプレイができなかったように思います。

敗因とまではいいませんが、ラインブレイクができていたら久保や堂安などがもっと輝いていたと思います。

東京オリンピック時のセンターフォワードの林大地は、運動量や体を張ったプレイで、ラインブレイクしていたと考えます。

ラインブレイクするポイント

私は,一般的な観戦者ですので、専門的なことは言えませんが、ポイントとなるのは,ディフェンスラインとの距離感、つまりはポジショニングです。

テクニックとしては、トラップと反転ステップです、大迫勇也は、これが、神レベルで、世界からも賞賛されていると思います。

近すぎず、遠すぎずといった絶妙な距離ですが、基本は近い距離で、ボール保持できる場所に陣取る事であり、常にボールが動いているサッカーにとってこれは、かなりの高等技術です。

ディフェンダーにそこにいたら危険と察知されることが重要であり、ディフェンスラインを混乱させることです。

東京オリンピックのスペイン戦では、この距離感をスペインディフェンスラインに支配されていましたが、今回の中国戦とバーレーン戦で、ラインブレイクできなければ、ワールドカップ本線では予選敗退濃厚ではと個人的に思います。

ラインブレイクし、「ディフェンダーを背負いながらのポストプレイ」が、これからのポイントとなっていくと思います。

アタッカーを活かすために

アタッカーが豊富な日本にとってラインブレイクの長けた選手は、必要不可欠です。

久保や三苫などが活かすためにも上田や細谷または、その他にラインブレイクを期待されている選手が役割を果たすことで、日本代表は強くなってくると思います。

引用元:JLEAGUE.jp

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