IKKホールディングス 堅調な業績と株主優待からNISA銘柄に

IKKホールディングス(2198)は、婚礼事業を中心に食品・福祉事業を九州を中心に展開する中堅企業です。

高い配当性向と株主優待が魅力的な九州を中心に活動する婚礼事業企業です。

活動が限定的で、ポートフォリオ分散としては少し不安が残りますが、株主優待目的のNISA銘柄として取り入れてもよいと考えます。

この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットした内容です。

投資を始めたい方や少額投資を考えてる方などに適した内容で書いているつもりです。

上級者やもっと詳しく知りたい方は、この記事以外も参考にしてください。

IKKの会社概要

設立

1995年11月

本社所在地

佐賀県伊万里市新天町722番地5

従業員数

連結…999名(2023年10月31日)

事業内容

  • 婚礼事業(九州を基盤として18都市20店舗を全国展開しており、インドネシアのジャカルタにも施設を有しています。)
  • 介護事業(佐賀県に4施設の介護施設を有しています。)
  • 食品事業(株式会社明徳庵を経営しており、品質を追求した菓子や調味料などを提供しています。)
  • フォト事業(Ambihone(アンビオーネ)株式会社を経営しており、国内外で多数の受賞歴を持つカメラマンやスタイリストを有しています。)

代表取締役社長:金子 和斗志

IKKの強みと課題

強み

  • 顧客満足度の高い婚礼事業

婚礼事業がかなり強みで、九州を中心に出店戦略をしており,地方の人々の密接な人間関係から招待人数が多いなど婚礼に力を入れる傾向があり,競合も少ない事もあり、関西,中国,東北地方にも展開している。

  • 食品事業の安定収益

明徳庵の商品「万能日和」のモンドセレクション最高金賞を受賞した 奇跡の雫「旨味ポン酢」など独自の調味料やお菓子ブランド「morinoiro」を展開し、運営するレストランにおいて、2店舗がミシュラン一つ星店舗として掲載されており、料理の世界大会で銀メダルを受賞したシェフが複数名在籍するなどクオリティの高い商品を提供してます。


課題

  • 婚礼事業の競争激化

信頼関係を築き、様々なニーズを形とし,パーソナルなウエディングに努め、差別化を図っています。

2023年 オリコン顧客満足度®調査ハウスウエディング 総合ランキング

1位 IKK
2位 Dears Wedding
3位 FIVESTAR WEDDING
3位 BRASS
5位 テイクアンドギヴ・ニーズ

  • 介護事業の人材不足

介護業界は人材不足が課題となっている中,マニュアルに基づいた従業員教育を徹底と情報収集力・分析力・活用力の強化し、人材育成に活かすように心がけているようです。

婚礼業界は、人件費がかかる事業であり、人財に大きく左右される事業だといえます。

IKKホールディングスは女性の役員比率は25.0%、支配人比率は31.8%と情勢が活躍し、働きやすい環境を目指しており、婚礼事業は、女性の活躍が不可欠とであり、しっかりとした戦略を立てていると考えます。

また、Great Place to Work(R)Institute Japanが実施した2019年「働きがいのある会社」
ランキングで2013年から7年連続の選出された実績もあります。

  • 食品事業の競争力強化

婚礼施設(福岡支店)においてホテル業界・婚礼業界初となる食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO22000」の承認を取得し、クオリティの高い商品により競争力強化としている。

強みを活かし、課題解決に向けての取り組みを行っており、地方都市を中心とした出店戦略とクオリティの高い商品そして演出やフォト技術により差別化を図ると思われます。

IKKの株価指標

2024年8月14日

  • 株価:772円(2198)
  • PER:15.53倍
  • PBR:2.33倍
  • 時価総額:約231億円
  • 発行株数:約2995万株
  • ROA:6.66%
  • ROE:13.99%
  • 売上高(前期比):約219億円(15.4%) 来期予想:約233億円
  • 営業利益(前期比):約19億円(8.1%)来期予想:約21億円
  • 配当利回り:3.11% 配当性向:52.3%

5年間チャートです。

引用元:SBI証券https://site1.sbisec.co.jp/ETGat

株主優待

優待品内容100株以上500株未満500株以上1,000株未満1,000株以上5,000株未満5,000株以上
当社特選お菓子2000円相当3500円相当
当社特選ギフト6,000円相当11,000円相当
レストランのお食事代金ご優待券3枚3枚3枚3枚
引用元:IKKホールディングス

同業界と比べてPER,ROA,ROEともに標準ですが、PBRは割高と考えます。

来期予想業績も良く、人件費増ですが、新支店が好調、コロナ渦からの回復もあり、営業利益増と堅調な動きで、貸借倍率は24倍で回転日数は3.3日となっており、株価上昇を予想する投資家も少しおり、値動きの幅は少なく、ゆっくりと上昇すると考えます。

IKKのNISA銘柄のメリットとデメリット

NISA銘柄としてのメリットは株主優待と配当利回りの良さで、少しずつ業績を伸ばしており、配当性向40~50%を目安にしている事から配当株として期待できます。

引用元:IKK

デメリットとしては、個人的に人件費増と介護事業の停滞が気になります、今のところ、競合他社より実績はありますが、婚礼事業の競争激化はとても激しく、後退で大きく業績を下げる可能性があります。

まとめると配当株ですが、稼ぎ頭の婚礼事業の競争激化がリスクといえ、高いクオリティを保つ事がポイントとなってきそうです。

4月が権利確定日なのも魅力といえます。

株価購入を考えてる方は、個人の判断でお願いしますが、今年は動向を探りつつ、購入の機会を伺うか、ドルコスト平均法の購入方法で少しずつの購入が良いと思います。

詳しくは下の記事で↓

この記事はbradの質問を参考に作成しました。

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引用元:IKKホールディングス

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