この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットした内容です。
投資を始めたい方や少額投資を考えてる方などに適した内容で書いているつもりです。
上級者やもっと詳しく知りたい方は、この記事以外も参考にしてください。
信越化学工業(4063)は、世界トップクラスの技術力で、シリコーン、半導体シリコン、希土類磁石などの化学製品を製造・販売し、社会の発展に貢献するグローバル企業です。
収益性の高い企業で、信越シリコーンのブランド力は魅力的であり、グローバル事業も高い銘柄ですが、社会情勢悪化が収益低下による株価下降のリスクがあり、短期的に中東情勢や中国経済停滞の影響を受ける可能性を秘めたリスクがあると思われます。
しかし、長期的は、成長性や配当利回りを考えるとなかなか良い銘柄と私は考えており、今後も株価が上下しながらも上昇していくと思われます。
信越化学工業の会社概要
会社概要
- 会社名: 信越化学工業株式会社
- 設立: 1926年9月16日
- 本社: 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
- 代表取締役社長: 斉藤 恭彦
- 従業員数: 26,004人
事業内容
- 生活環境基盤材料
塩化ビニル樹脂(PVC)を主軸とした事業で、塩ビ部、化成品部、日本酢ビ・ポーバルの部門があり、自動車用品、建築用品、医薬品、接着剤など快適な生活空間や社会インフラの整備、環境保全などに貢献している事業で、世界一の生産能力を有しています。
- 電子材料
半導体部、マグネット部、有機材料部、新機能材料事業部、精密材料事業部の部門があり、幅広い電子機器(スマートフォン、パソコン、自動車、家電製品等)に使用される部品を製造し、培ってきました専門知識とノウハウを活かし、さらなる成長に力を注力しています。(シリコンウエハー(世界1位)、フォトレジスト(世界2位)、フォトマスクブランクス(世界2位)、合成石英(世界1位))
- 機能材料
セルロース部、シリコーン事業本部、ファインケミカル部、日信化学工業、国際事業本部、新規製品部の部門があり、幅広い機能性化学品と電子材料を製造・販売し、自動車、家電、医療、建設、エネルギーなど、様々な産業分野で使用されています。(シリコーン(世界1位)、セルロース誘導材(世界2位)、防虫用合成性フェロモン(世界1位))
- 加工・商事・技術サービス
国際事業本部、信越ポリマー、信越エンジニアリング、信濃電気製、信越フィルムの部門があり、検査装置・ウエハーケース・フィルムなど製造販売をしています。(半導体ウエハーケース(世界1位))
信越化学工業は、シリコーン、半導体シリコン、希土類磁石、フォトレジスト、マスクブランクス、合成石英製品などの化学製品を製造・販売しています。これらの製品は、電子機器、自動車、医療、建設など、幅広い産業分野で使用されています。
そして信越化学工業で製造されたシリコンウエハーをディスコが加工し、高品質の半導体素材となっている事もあり、親密な取引関係にあると思われます。
信越化学工業の強みと課題
強み
信越化学工業の強みは、以下の通りです。
- 世界トップクラスの技術力: シリコーン、半導体シリコン、希土類磁石などの分野で、世界トップクラスの技術力を持っており、専門性の高いだけでなく、幅広い業務をこなす「T字型人材」の育成を行っており、自動化と省人化を徹底した生産性、営業・開発・製造の連携性の高い組織により高い技術力を活かしていると思われ、塩ビ市場と半導体市場拡大を着実の捉え、安定した成長力を支えているといえます。
「信越シリコーン」ブランドを70年以上手掛けており、国内トップ、世界でも有数のシリコーンメーカーであり、世界最大の塩ビメーカーである米国子会社:シンテックを有しており、”塩ビの上下水道管は、50年以上交換不要でインフラの長寿命化”として貢献しているといえ、生産だけでなく、グローバルな販売ネットワークを有しています。
- グローバルな展開: 世界約50カ国・地域に事業拠点を展開しており、グローバルな販売ネットワークを持っています。
北米、南米、欧州、アジアと17か国67拠点(国内は、17社40拠点)を持ち、海外売上高比率は78%(米国:31%、アジア・オセアニア:31%、欧州:10%、国内:22%、その他:6%)となっています。
- 研究開発への投資: 売上高の約5%を研究開発に投資しており、常に新しい技術の開発に取り組み、2024年3月期の設備投資額は4068億円(”シンテック社の塩ビ樹脂やシリコーンの高機能製品群への能力増強投資”等)と前年度比の27.9%増となっています。
国内や海外に研究拠点を持ち、新たな付加価値を提供するためにシリコーンの無限の可能性を追求しています。
課題
信越化学工業の課題は、以下の通りです。
- 原材料価格の変動: シリコーンや希土類などの原材料価格は変動が大きく、収益に影響を与えやすいという課題があります。
- 中国企業の台頭: 中国企業の台頭により、競争が激化しています。
- 技術革新のスピード: 技術革新のスピードが速く、常に新しい技術の開発に追いつく必要があります。
化学業界国内売上ランキングは5位となっていますが、1位の三菱ケミカルより利益率が高いと思われ、営業利益・純利益では国内1位となっています。
引用元:バフェットコード(化学業界 国内売上高ランキング)
塩化ビニルに関しては、中国メーカーによる輸出圧力が収まらない状況が続いていたり、円安の影響での原材料高騰など収益性に影響あり、国内でも競争激化や研究スピードが高まっている中、信越シリコーンを活かし、より良い製品の製造販売に力を入れ、コスト削減などの経営戦略を練る事により課題への対応に取り組んでいるようです
信越化学工業は、世界トップクラスの技術力を持つ化学メーカーで、今後もシリコーン事業、半導体材料事業、希土類磁石事業などの拡大に加え、新事業の創出にも積極的に取り組んでいく予定です。
設備投資もしっかりしている事からデジタル化や効率化を図り、利益性の向上は図れますが、半導体関連の停滞や経済の停滞などによる業績低迷の影響は、高いと思われ、中国経済の動きによる影響を受けている事もあり、業績が少し下がっているといえますが、コーポレートガバナンスの構築強化などによりリスク管理や利益性を高めてくると思われます。
また、カーボンニュートラルの取り組みも行っており、1990年と比べて温室効果ガス排出量が57%となっており、気候変動や水資源など自然資本に力を入れており、人的資本も高い銘柄といえ、ESG活動も高い企業といえ、取締役の社外取締役比率:56%や女性取締役や多国籍取締役も含まれており、世界をリードするケミカルカンパニーとして実効性の高い取り組みを行っていると思われます。
信越化学工業の株価指標(株価、PER,PBR,ROA,ROEなど)
2025年3月10日
- 株価:4486円(4063)
- PER:15.98倍
- PBR:1.89倍
- 時価総額:約8.7兆円
- 発行株数:約19億株
- 売上高(前期比):約2.4兆円(‐14.0%)来期予想:約2.5兆円
- 営業利益(前期比):約7010億円(‐29.8%)来期予想:約7350億円
- ROE:12.8%
- ROA:10.53%
- 配当利回り:2.36% 配当性向:34.5% DOE:4.14% 年間配当金1株135円(来期も同額予定)
- 営業CF:プラス 投資CF:マイナス 財務CF:マイナス 一概に言えませんが、積極投資企業といえます。
2023/4/1に株式分割を実施していますが、前期と変わりなく、1株100円となっています。
(1前期は1株500円ですが、1/5分割しているので、同額といえます。)
信越化学の株価5年間チャートです。

引用元:SBI証券 https://site1.sbisec.co.jp/ETGat
個人的分析ですが、貸借倍率:36.43倍、回転日数:10.5日で信用買いが多く、株価上昇を予想する投資家が多いと思われ、PER、PBRは比較割高と思われ、ROA、ROEは同業界では、比較的高い水準といえ、負債比率が19%程度(自己算定)から収益基盤が安定しており、資本効率も高いと思われます。
今期は、生活環境基盤材料事業は中国メーカーによる輸出圧力の影響などで減益、半導体関連のためか、電子材料事業と加工・商事・技術サービス事業も少し減益、機能材料事業も中国経済不振の影響などで減益、全体的に減収減益となっています。
しかし、前期の業績がかなり高かったといえますが、5年間株価チャートでは、そのあたりの影響が大きいと思われます。
来期は、中東情勢や変動要因により予測は難しいようで、SBIコンセンサス予想値を出しています。
第2四半期が発表され、今期と違い、電子材料の営業利益が特に伸びており、売上高では、生活環境基盤材料の比率が高いですが、営業利益は、電子材料の比率が高くなっており、収益性の比率の変化が出ていると思われ、電子材料の成長していると考えられます。
信越化学工業のNISA銘柄としてのメリットとデメリット
メリット
信越シリコーンのブランド力を中心とした商品からの安定収益と経営戦略の良さが一番のメリットで、成長性の期待も大きいと思われ、中長期的に配当性向40%を目指しており、自己株式取得や増配など株主還元にも力を入れている事から長期的保有に向いているといえます。
デメリット
原材料費高騰と中国経済の低迷が、収益性低下になる可能性があり、リスクといえ、中東情勢も関わってくるようですので、短期的にはリスクが高いかもしれません。
株価が比較的割高である事も株価購入時期の難しい銘柄といえますが、人気度も高い銘柄といえ、割安になる可能性が少し低いと私は考えており、株価5年チャートからみても上下はありますが、右肩上がりの株価上昇している事が、割安株になりにくい銘柄といえます。
まとめると不祥事・社会情勢・原材料費高騰のリスクはあるが、長期的にみると成長性と信越シリコーンの強みによる株価上昇と配当株といえます。
右肩上がりの株価上昇といえますが、現在は、少し株価が落ちてきているので、株購入時期ともいえ、信用取引残の指標からも株価上昇する投資家が多い事からこの先、株価上昇する可能性を秘めているといえますが、どこまで株価が下がるかも予想しにくいと思われるので、購入時期は、個人の判断でお願いします。
価格変動リスクなどの低減のためにドルコスト平均法のような、少額または、単位株ではなく、数株または、1株ずつ購入もよいと思います。
詳しくは下の記事で↓
引用元:信越化学工業
この記事はGeminiの質問を参考に作成しました。
株の購入は、ほかのwebなども参考にし,ご自身の判断で、慎重にお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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