デサント(8114)は、1935年に、中瀬清三郎が創業したスポーツウェアメーカーです。
社名は、フランス語の「descente=滑降」に由来しています。
デサントの代表的な製品は、アパレルにおいて、アウトドアウェアやスキーウェア、ゴルフウェアなど高い機能性とデザイン性を誇っています。
最近、中国や韓国での売上が好調で、デサントオンラインでの商品30%オフの株主優待は、デサント好きならNISA銘柄へと一度は、考える銘柄と思います。
グループ内にアンブロ、ルコックスポリティフなどのブランドもあります。
オリンピックや世界陸上などの国際大会で、多くのメダリストに愛用されており、プロ野球選手をはじめ、海外のアスリートチームなど多くの契約アスリートを有してます。
デサントは、国内だけでなく、海外にも積極的に進出しており、グローバルで事業を展開しています。
海外売上高は、国内売上高の約4割を占めており、韓国と中国の売上高増になってきてます。
この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットし、投資初心者などに読んでもらって知識を深めていただきたいと思ってます。
上級者やもっと詳しく調べたい方は,この記事とほかのWEBも読んでいただくことをおすすめします。
デサントの強みと課題
強み
- 高い機能性
デサントは、長年にわたる研究開発により高い機能性を有する製品を開発しています。
例えば、アウトドアウェアにおいては、防水性や透湿性、ストレッチ性などの向上を実現する技術を開発しています。
着る日傘をテーマに-3℃+遠赤外線や紫外線カットを意識した機能、乾きやすく濡れても引っ付きにくい機能、高速消臭、光を利用した断熱機能など用途にあったウェアなどがあります。
- デザイン性
デサントは、高いデザイン性も重視しており、アウトドアウェアにおいては、機能性とファッション性を両立したデザインを採用しています。
各工場での工程の紹介や用品ができるまでの工程をホームページで紹介しており、ゴルフやスキーウェアなどは高い人気を誇ってます。
- グローバル展開
デサントは、グローバル展開を積極的に進めています。
海外売上高は、国内売上高4割とすると中国と韓国での売上高6割ほどしめており、中国や韓国での人気の高さが伺えます。
課題
- 国内市場の成熟化
デサントの売上高の約7割は、国内市場からのものです。
しかし、国内市場は、人口減少や高齢化などの影響により、成熟化が進んでいます。そのため、デサントは、国内市場の縮小に対応する必要があります。
著名人のインタビュー記事を掲載する「DESCENTE magazine」をオープンし、情報発信を強化。
『デサント』においてルミネ新宿にPOP UPストアをオープンし、オルテラインシリーズを展開。
『アンブロ』では、ジュニア選手の頭部を守る「プロテクトヘッドバンド」を開発し、各流通で販売を開始。
これらの活動で、日本での新たな顧客獲得する活動を行っている。
ほかのメーカーの事はこちらの記事↓
- 海外市場の競争激化
中国や韓国などの競合他社との競争が激化しています。
そのため、デサントは、海外市場での競争力を強化する必要があります。
韓国ではデサントでは、公式スポンサーとして1万人以上が参加したマラソン大会「ソウルレース」を共催、『アンブロ』:斬新なデザインが特徴的なアパレルブランドであるKANGHYUKとコラボレーションを実施、『ルコックスポルティフ』では、人気女優を活用したテニスのマーケティングを実施、中国では、『デサント』でコラボレーション企画を継続展開しプレミアムスポーツブランドとしてのイメージを確立、『ルコックスポルティフ』『マンシングウェア』のリブランディングを実施など、積極的なグローバル活動を展開している。
- 新規事業の創出
アパレルやスポーツ用品などの既存事業が中心で、これらの事業の成長は鈍化しています。
そのため、デサントは、新規事業の創出に取り組む必要があります。
自社機能技術を生かした普段着、グループ内の各ブランドの技術開発、「モノづくり」の強化策として各工場を特化した専用工場にブランディングに取り組んでいます。
今後も、高い機能性とデザイン性、グローバル展開を強みにさらなる成長を目指しています。
デサントの経営理念は、「スポーツを通じて、人々の心身を健康で豊かにする」です。これは、スポーツを通じて、人々の生活をより豊かで快適なものにすることを目指すという理念です。
デサントは、この理念のもと、人々のスポーツライフをより豊かで快適なものにするために、さまざまな製品・サービスを提供しています。
デサントの株価指標
2024年8月17日
- 株価:4350円(8114)
- PER:26.3倍
- PBR:2.9倍
- 時価総額:約0.33兆円
- 発行株数:約0.7億株
- ROA:8.46%
- ROE:11.29%
- 売上高(前期比):約1269億円(10.8%)
- 営業利益(前期比)77億円(12.2%)
- 配当利回り:1.1% 配当性向:30.2%
- 株主優待:「デサントストア/DESCENTE STORE」取扱商品を30%割引(送料は550円です。※)
※11,000円(税込)以上のお買い上げで送料は無料になります。※予約販売商品および一部商品は対象外となりますのでご了承下さい。 - 今期の年間配当金は1株:48円となっており、前期より増配しており、来期も1株:50円で、増配の予定です。
5年間チャートです。
- 引用元:SBI証券https://site1.sbisec.co.jp/ETGat
同業界と比べてPER、PBR,ROA,ROEと割安といえますが、PERとPBRは上場銘柄全体では、割高とも捉えることができます。
2024年度は業績が良く、来期の業務予想は、売上高は約1300億円(2.4%)と営業利益は約90億円(3%)と好調を維持しており、貸借倍率は1.19倍で回転日数は3.3日となっており、将来的には株価上昇を予想している投資家が多いと思われ、さらなる株価上昇もあると考えます。
NISA銘柄としてのメリットはグローバル展開の良さです、不祥事がなく、社会情勢が安定してる場合は、業績の好調を維持すると考え、成長株としてよい銘柄で、デサントの商品が好きな方には、株主優待も魅力的と思います。
デメリットとしては、不祥事と社会情勢の変化による売上低下、材料費の高騰、国内売上の成熟化も国内売上低下リスクなどからの業績不振がリスクとなると思います、
株価購入を考えてる方は、個人の判断でお願いしますが、今年は動向を探りつつ、購入の機会を伺うか、ドルコスト平均法の購入方法で少しずつの購入が良いと思います。
詳しくは下の記事で↓
この記事はbradの質問を参考に作成しました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
Googleのポリシーを遵守して運営しております。
ポリシー違反のご指摘や記事の間違い等は、お手数ですがお問い合わせフォームよりご連絡ください。
引用元:デサント