大谷翔平とグローバル広告契約中のコーセー(4922)株を解説

この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットした内容です。

投資を始めたい方や少額投資を考えてる方などに適した内容で書いているつもりです。

上級者やもっと詳しく知りたい方は、この記事以外も参考にしてください。

コーセー(4922)は、長年の歴史を持つ日本を代表する化粧品メーカーで、スキンケア、メイクアップ、ヘアケアなど幅広い製品を展開し、世界130以上の国と地域で愛されるグローバル企業です。

大谷翔平とグローバル広告契約を結んでおり、”ハイプレステージブランド「DECORTÉ」の美容液「リポソーム アドバンスト リペアセラム」とスキンケアブランド「雪肌精」の日やけ止め「UVエッセンスジェル」の広告モデル”となっており、CMも話題となっています。

収益性が高く、株主優待がとても魅力的で、長期保有に向いていると思われますが、短期的に中国や監獄事業の低迷による業績停滞と株価がかなり高い事がリスクといえます。

コーセーの会社概要

会社情報

  • 創業:1946年
  • 代表取締役社長:小林一俊
  • 従業員数:12,816名(2023年12月期末 嘱託・パートを含む)
  • 本社:東京都中央区日本橋3-6-2
  • 事業内容
    • 化粧品事業(「ハイプレステージブランド」と「プレステージブランド」の2つのブランド群で構成):雪肌精・ONE BY KOSÉ・ルシェリ・エスプリーク/米肌/カルテHD
    • コスメタリー事業(化粧品のほか、シャンプーなどのトイレタリー製品も含めて化粧品発想で開発するセルフブランド群):ヴィセ・ファシオ・ネイルホリック・スティーブンノル ニューヨーク/ソフティモ・ジュレーム・ビオリス・クリアターン・サンカット・マニフィーク・グレイスワン
    • その他(全国のホテル等で使われるアメニティ化粧品、業務用化粧品の販売を中心とする事業)

コーセーの強みと課題

強み

  • 70年以上の歴史と伝統

「製・販・需の共存共栄」という信念のもと、時代に合わせて進化しながら受け継がれているノウハウと経験を活かし、ステークホルダーとともにお互いを高め合う関係性を築いています。

  • 高い技術力と製品開発力

長期的視点でのブランド育成や柔軟な対応力とイノベーション力を生み出す人材育成や総合的視野での商品作りで、ロングセラーブランドを多数保有しています。

  • 独自ブランド「コスメデコルテ」「雪肌精」などを擁する

「雪肌精」は、大谷翔平や羽生結弦をイメージキャラクターにするなどの話題性もあり、世代を超えて日本だけでなく世界の女性に愛されるロングセラーブランドといえます。

「コスメデコルテ」は、コーセーの最先端技術で作り上げた最高のクオリティの化粧品で、専門的な教育を受けたビューティコンサルタントが、商品を通してきめ細かなサービスを提供し、VOCE BESTCOSME2023下半期やMAQUIA年間ベストコスメのスキンケアライン1位を受賞するなどの実績を有しています。

  • 世界130以上の国と地域で展開するグローバルな販売網

68の国や地域に展開し、海外売上高比率は43.6%となっています。

  • 豊かな企業文化と高い従業員満足度

社内におけるダイバーシティ&インクルージョンな取り組みを強化し、ジェンダーにとらわれず、誰もが活躍する職場作りに取り組んでいます。

課題

  • 競争激化

資生堂という時価総額や売上高が3倍以上の差がある企業が競合他社の代表格といえ、化粧品部門としては国内売上高ランキング19位となっており、資生堂は10位となっており、2位の富士フィルムや一位のイオンも化粧品事業がありますが、企業としての売上高なので、このあたりは、あまり参考にならないと思われます。

マーケティングニーズや顧客思考の変化に対応し、商品開発や経営戦略を行うことにより差別化を図ると思われます。

引用元:バフェットコード化粧品業界 売上高ランキング

  • 中国市場の減速

中国に偏りすぎていた事もあり、業績に響いているものの、欧米に軸足を移し、活路を見出すと思われます。

  • デジタル化への対応

デジタルを活用したパーソナルな顧客体験の追求のためにリアルとオンラインのそれぞれの強みを活かした接客価値向上やグローバル企業としてのDXの推進に取り組んでいます。

  • サステナビリティへの取り組み

ジェンダーにとらわれず活躍する社会、ビューティーを通じた環境課題解決などの貢献に力を入れ、「人へ」、「地球へ」をテーマに様々な課題に取り組んでいます。

コーセーは、これらの強みを活かし、課題を克服することで、さらなる成長を目指しています。

コーセーの株価指標(株価、PER,PBR,ROA,ROE,配当,株主優待など)

2024年8月15日

  • 株価:8467円(4922)
  • PER:37.17倍
  • PBR:1.737倍
  • 時価総額:約5229億円
  • 発行株数:約6059万株
  • 売上高(前期比):約3004億円(3.9%)来期予想:約3120億円
  • 営業利益(前期比):約159億円(‐27.7%)来期予想:約200億円
  • ROE:4.44%
  • ROA:3.19%
  • 配当利回り:1.65% 配当性向:68.5% DOE:3.01% 1株140円で来期も同額と予想。
  • 株主優待あり:https://corp.kose.co.jp/ja/ir/stock/yutai/

5年間チャートです。

引用元:SBI証券 https://site1.sbisec.co.jp/ETGat

個人的分析ですが、貸借倍率:6.31倍、回転日数:4.5日となっており、株価上昇を予想する投資家がいると思われ、値動きがあり、上昇の可能性があると考えれ、PER,PBRは割高と思われ、ROA,ROEは標準と考えられ、株主優待目的で買う投資家も多いと思われ、割高となっている可能性があります。

今期は、増収減益となっており、韓国事業の停滞や、中国事業での景気停滞や処理水問題などで、低迷しており、アメリカ事業や国内事業が堅調でしたが、補えなかったと思われます。

来期は、韓国や中国事業停滞は続くものの、「大谷翔平」をキャラクターに任命している事から北米の認知度の高まりも予想し、増収増益の見通しです。

コーセーのNISA銘柄としてのメリットとデメリット

メリット

株主優待が一番のメリットと思われ、「コスメデコルテ」「雪肌精」の商品を中心とした収益性も期待でき、中国事業から北米事業にシフトし、ドジャースの大谷翔平選手を広告モデルとなっている事から世界的な知名度も高くなり、売り上げは伸びる可能性も考えられ、成長性も期待できる銘柄です。

コーセーの株主優待の化粧品目的で長期保有に向いていると考えます。

デメリット

株価が、かなり高く、NISAの年間限度額に近く、ポートフォリオ分散としては、資金がない方や株価の差益目的の方には不向きと考えられ、今回の中国や韓国の業績低迷が、今後、どれだけ響くのか、北米事業で補えるのか、不透明といえ、これはリスクと思われます。


株主優待や収益性の高い銘柄ですが、株価が高く、短期的に業績がどうなるか不透明な部分があると思われ、リスクがあると考えます。

投資経験の浅い主婦や初心者が購入するには、少し不向きと考えます。

しかし、これは個人的な考えなので、参考程度に思っていただいたらよいと思います。

投資は自己責任で行う必要があります。投資判断を行う前に、この記事を参考にほかのWebと合わせて十分な調査を行い、リスクを理解した上で、ご自身の判断で購入してください。

価格変動リスクなどの低減のためにドルコスト平均法のような、少額または、単位株ではなく、数株または、1株ずつ購入もよいと思います。

詳しくは下の記事で↓

引用元:コーセー

この記事はGeminiの質問を参考に作成しました。

株の購入は、ほかのwebなども参考にし,ご自身の判断で、慎重にお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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