ミズノ:スポーツ用品でさらなる成長と株主優待でNISA銘柄

ミズノ(8022)は、1906年に、水野利八が創業したスポーツ用品メーカーです。社名は、水野利八の故郷の旧名「美濃」と、水野家が木材問屋だったことから「津」を組み合わせたもので、「美しいものをつくる」という意味が込められています。

愛用者に魅力的な株主優待と業績の良さからNISA銘柄としても魅力的な会社といえます。

ミズノの代表的な製品は、シューズ、アパレル、スポーツ用品などです。

シューズにおいては、野球シューズやゴルフシューズ、ランニングシューズなどにおいて、高い技術力とデザイン性を誇っています。

また、ミズノは、オリンピックや世界陸上などの国際大会で、多くのメダリストに愛用されています。

ミズノは、国内だけでなく、海外にも積極的に進出しており、グローバルで事業を展開しています。

海外売上高約4割、国内売上高約6割を占めています。

この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットし、投資初心者などに読んでもらって知識を深めていただきたいと思ってます。

上級者やもっと詳しく調べたい方は,この記事とほかのWEBも読んでいただくことをおすすめします。

強みと課題

強み

  • 高い技術力

ミズノは、長年にわたる研究開発により、高い技術力を有しています。

例えば、野球シューズにおいては、グリップ力や耐久性などの向上を実現する技術を開発しています。

また、MIZUNO BIOGEAR SONIC LDというランニングエコノミーを高めるタイツ、廃棄物などの再利用スポーツ商品、計測技術や評価技術からアスリートのパフォーマンス向上やけがの防止の目的に合わせた商品など、楽しく体を動かす「心・技・体」をテーマにした商品の提供に努めています。

また、運動エネルギーを電気エネルギーに変換する可能性にも注目しています。

  • 幅広いラインナップ

ミズノは、野球、ゴルフ、サッカー、バスケットボールなどさまざまなスポーツ用品を幅広く展開しています。

コストパフォーマンスのよい商品がそろっているところもミズノの強みといえます。

個人的には、足の幅広のスポーツシューズも各店頭に並んでいるのは、ミズノのイメージがあります。

  • グローバル展開

ミズノは、グローバル展開を積極的に進めています。

海外売上高は約4割ほどで、アメリカでゴルフクラブの好調、ヨーロッパでランニングやゴルフの好調、サッカー、テニスもニーズも売上増、アジア(日本以外)、オセアニアでもゴルフが好調となっており、今後も期待できると思われます。

ミズノは、今後も、高い技術力と幅広いラインナップ、グローバル展開を強みに、さらなる成長を目指しています。


課題

  • 競争激化

ミズノは、スポーツ用品業界において、国内では、売上1位のアシックスや3位のデサント、海外では、ナイキやアディダスなどの競合他社と激しい競争を繰り広げています。

そのため、ミズノは、競合他社との差別化を図り、競争力を強化する必要があります。

持ち前の技術力で、アスリートのパフォーマンス向上やけがの防止のできる商品のさらなる強化が務めており、SDGsの取り組みも強化(新幹線の再生アルミをバットなど)し、差別化を図っているようです。

詳しくはこちらの記事↓

  • 顧客ニーズの多様化

近年、スポーツの楽しみ方や価値観が多様化しており、多様化する顧客のニーズに応える商品やサービスを開発する必要があります。

ランニングに関しても一般の方の中でも追い求めている目標などが様々で、愛用者もその目標に応じてミズノを離れる方も存在するので、ミズノ離れを抑える必要があるので、契約アスリートなどと協力し、アピールする運動も行われている。

  • サステナビリティへの取り組み

近年、サステナビリティへの関心が高まっています。そのため、ミズノは、サステナビリティへの取り組みを強化し、企業価値を高める必要があります。

環境に配慮したランニングシューズ(CO2排出の低い素材の利用など)や新幹線の再生アルミからのバット、原着糸を使用し水資源を保全するランニングアパレルなどの開発に取り組んでいます。

ミズノの経営理念は、「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」です。これは、スポーツを通じて、人々の心身を健康で豊かにすることを目指すという理念です。

ミズノは、この理念のもと、人々のスポーツライフをより豊かで快適なものにするために、さまざまな製品・サービスを提供しています。

ミズノの株価指標

2024年4月6日

  • 株価:6570円(8022)
  • PER:13.44倍
  • PBR:1.24倍
  • 時価総額:約0.14兆円
  • 発行株数:約0.2億株
  • ROA:5.45%
  • ROE:8.41%
  • 売上高(前期比):約2120億円(22.8%)
  • 営業利益(前期比):約129億円(31.1%)
  • 配当利回り:1.63%
  • 株主優待:100株以上保有の場合、直売店やオンラインショップでの2割引き、カレンダー、大阪マラソン出走優先、ミズノパフォーマンスフィッティング(ゴルフ)ご利用料金「無料」

5年間チャートです。

引用元:SBI証券https://site1.sbisec.co.jp/ETGat

同業界と比べてPER、PBR,ROA,ROEと割安といえます。

2023年度は業績が良く、来期業務予想は、売上高は約2250億円(6.1%)と営業利益は約150億円(15.9%)と好調維持、貸借倍率は13.34倍で回転日数は8.3日となっており、将来的には株価上昇を予想している投資家が多い事から株価上昇の可能性があると思われます。


NISA銘柄としてのメリットは卓越した技術とグローバル展開の大きさなどから安定株といえ、配当利回りは、低いですが、ミズノ好きには、株主優待は魅力的と思われます。

デメリットとしては、海外社会情勢や不祥事、原材料費の高騰、競合他社との競争激化による顧客減少などからの利益減少での株価変動リスクがあげられます。

株価購入を考えてる方は、個人の判断でお願いしますが、今年は動向を探りつつ、購入の機会を伺うか、ドルコスト平均法の購入方法で少しずつの購入が良いと思います。

詳しくは下の記事で↓

この記事はbradの質問を参考に作成しました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

Googleのポリシーを遵守して運営しております。

ポリシー違反のご指摘や記事の間違い等は、お手数ですがお問い合わせフォームよりご連絡ください。

引用元:ミズノ

タイトルとURLをコピーしました