この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットした内容です。
投資を始めたい方や少額投資を考えてる方などに適した内容で書いているつもりです。
上級者やもっと詳しく知りたい方は、この記事以外も参考にしてください。
NTTデータ株式会社(9613)は、日本を代表するITサービス企業であり、世界50カ国以上で事業を展開し、NTTグループの中核企業として、コンサルティングからシステム開発、運用、保守まで、幅広いITサービスを提供しています。
国内実績もよく、NTTグループであり、人財投資や設備投資などで成長性が高く、配当利回りも悪くないので、長期配当株としてよいと思われますが、割高であり、収益性がまだまだ低いと思われるので、株価購入のタイミングのむずかしい銘柄といえます。
会社概要
会社情報
- 設立: 1967年
- 本社: 東京都千代田区
- 代表取締役社長:佐々木 裕
- 従業員数: 約19万人
- 展開地域: 世界50カ国以上
事業内容
国内事業
- 公共・社会基盤分野:国内を中心に社会インフラや地域活性化を担うITなどのサービス提供(国内3位の売上高)
- 金融分野:国内金融のサービスや業務の効率化を提供(国内1位の売上高)
- 法人分野:製造、流通などの事業のITなどによるサービス提供(国内2位の売上高)
- テクノロジーコンサルティング・ソリューション分野:国内分野と連携し、活用可能なソリューションやテクノロジーを提供
海外事業
- ソリューション:各国のデーターセンターやマネージトネットワークを運営。(世界3位に入るグローバルデータセンター事業者で190か国でネットワークを24時間365日管理しています。)
- リージョン:各国のIT人材育成やコンサルティングなどを展開。(北中南米とアジアを注視に展開。)
世界売上高ランキング(『Brand Finance IT Services 25 2023』)6位や格付けランクでは、AA+~AAAと高いランキングという実績もあり、ビジネスパートナーが160社なので、安定した企業といえます。
公共分野のシステムはもちろん、金融、製造、通信などの法人向けのシステムをはじめとしたさまざまなビジネスの変革をITの力で支え、技術の進歩に合わせてNTTデータが生み出す価値の幅は更に拡がり続けています。
強みと課題
強み
- 豊富な経験と実績: 50年以上の歴史を持つNTTデータは、金融、製造、流通、小売、公共、医療など、様々な業種で数多くのプロジェクトを成功させ、金融機関向けシステムや公共システムの開発・運用において高い実績を誇っています。
- グローバルな展開: 世界50カ国以上に拠点を持つNTTデータは、グローバルな顧客のニーズに対応することができます。海外拠点では、現地の言語や文化に精通した人材が、顧客のニーズに合致したサービスを提供して
- 幅広いサービス: コンサルティングからシステム開発、運用・保守、アウトソーシング、クラウドサービスまで幅広いITサービスを提供し、顧客の課題に合わせて、最適なソリューションを提案することができます。
- 高い技術力: NTTデータは、研究開発に積極的に投資しており、常に最新の技術を取り入れ、NTTグループの研究開発施設との連携により、先端技術の開発にも取り組んでいます。
- 人材力: 約19万人の従業員を擁し、高いスキルと経験を持つ人材が揃っており、、多様な人材が活躍できる環境づくりにも取り組んでいます。
マイナンバーの活用、ヘルスケアのITデータ活用、スマートX、デジタルガバランスなど官民一体となり、社会を支える情報システムの開発や運用を手掛けています。
金融では、「Open Service Architecture」は、デジタル時代に求められる新しい金融ITの姿を具体化した標準アーキテクチャーで、パブリッククラウドも活用した「Open Platform」と国内最大級のAPIエコシステムである「Open API」により金融機関/行政/企業の「Open Innovation」を活用し、多くのステークホルダーとともに金融ITのオープンイノベーションを推進し、新しい社会の実現を目指します。
日産の法人向けコネクテッドサービス「Nissan Biz Connect」のサポートや味の素と「市民開発/DX人財育成」の連携など、多くの企業と協力し、人々の私生活を守り、発展に携わっています。
日産についてはこちら
引用元:マイナビニュース
課題
- デジタル人材不足: デジタル化が進む中、ITスキルを持つ人材が不足しています。特に、クラウドやAI、ビッグデータなどの先端技術に関する人材が不足しています。NTTデータは、社内研修や外部研修を通じて、デジタル人材の育成に取り組んでいます。
- グローバル競争の激化: 海外企業の進出により、競争が激化しています。特に、欧米や中国の企業が日本市場に参入しており、NTTデータは価格競争や技術競争を迫られています。NTTデータは、M&Aによる事業拡大や海外拠点の拡充を通じて、グローバル競争力を強化しています。
- イノベーションの創出: 常に新しい技術やサービスを創出していく必要があります。しかし、社内だけではイノベーションを起こしにくいという課題があります。NTTデータは、オープンイノベーションの推進やベンチャー企業との連携を通じて、イノベーションの創出に取り組んでいます。
- 事業ポートフォリオの最適化: 収益性の高い事業に注力していく必要があります。近年は、ITサービス全体の成長率が鈍化しており、NTTデータも収益性の向上が課題となっています。NTTデータは、非IT事業への参入や事業の売却・撤退などを通じて、事業ポートフォリオの最適化に取り組んでいます。
- サステナビリティへの対応: 環境問題や社会問題への対応が求められています。NTTデータは、環境負荷の低減や社会貢献活動などを通じて、サステナビリティ経営を推進しています。
情報・通信業業界 売上高ランキング5位となっており、1位は親会社のNTTとなっており、8位の野村総合研究所とは競合関係にあり、個人的にはキャノンや富士通も同じような事業内容となっていると思われますが、人財投資、設備開発、M&Aなどにより事業拡大と新しい技術開発に力を入れており、高い実績を有する事から差別化もできると思われます。
引用元:バフェットコード
NTTデータは、これらの強みと課題を活かして、今後も世界中のお客様のデジタルトランスフォーメーションを支援し、持続可能な社会の実現に貢献していくことでしょう。
(株価、PER,PBR,ROA,ROEなど)
2024年9月27日
- 株価:2668円(9613)
- PER:26.71倍
- PBR:2.18倍
- 時価総額:約3.6兆円
- 発行株数:約1.4億株
- 売上高(前期比):約4.3兆円(25.1%)来期予想:約4.4兆円
- 営業利益(前期比):約3095億円(19.5%)来期予想:約3360億円
- ROE:8.44%
- ROA:2.00%
- 配当利回り:0.94% 配当性向:24.1% DOE:2.03% 1株23円となっており、前期より増配となっており、来期も1株25円の増配予想です。
5年間チャートです。
引用元:SBI証券 https://site1.sbisec.co.jp/ETGat
個人的分析ですが、貸借倍率:6.07倍、回転日数:3.7日となっており、株価上昇を予想する投資家が多く、値動きもありそうですが、株価上昇する可能性があると思われます。
PBR、PERは比較的割高となっており、ROAとROEは低いと思われ、まだまだ、利益を上げる必要があると考えます。
今期は、国内は、労務費・原材料費・エネルギー費等のコスト上昇、海外は、事業統合費用及び構造改革費用の増加はあるものの、増収しており、全体的に増収増益となっており、来期予想もAIを推進したサービスや収益性を高める経営戦略などで、さらなる好業績としています。
NISA銘柄としてのメリットとデメリット
メリット
国内実績が高く、NTTを親会社と持つ会社だけあってデータもそろっており、人財投資も積極的で、資金力もあると思われるので、成長性も期待でき、配当利回りは高いといえませんが、長期配当株としてよいと考えます。
デメリット
これからも競争激化していく分野で、ほかの企業よりROEやROAが低い事からまだまだ収益性が低いと思われ、株価としては割高といえるので、購入時期が難しい銘柄といえ、今が割高と言い切れなく、さらに高くなる可能性もあると思われます。
社会情勢や不祥事リスクもありますが、開発の遅れが大きいリスクといえます。
まとめると安定収益や配当利回りなどから長期保有として向いている銘柄ですが、購入時期が難し銘柄といえますが、デジタル化が進む社会に貢献できる企業といえ、成長が期待できると個人的には思います。
投資は自己責任で行う必要があります。投資判断を行う前に、この記事を参考にほかのWebと合わせて十分な調査を行い、リスクを理解した上で、ご自身の判断で購入してください。
価格変動リスクなどの低減のためにドルコスト平均法のような、少額または、単位株ではなく、数株または、1株ずつ購入もよいと思います。
詳しくは下の記事で↓
引用元:NTTデータ
この記事はGeminiの質問を参考に作成しました。
株の購入は、ほかのwebなども参考にし,ご自身の判断で、慎重にお願いします。
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