ソフトバングG、業績回復か? 株式分割もあり、ねらい目の銘柄?

この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットした内容です。

投資を始めたい方や少額投資を考えてる方などに適した内容で書いているつもりです。

上級者やもっと詳しく知りたい方は、この記事以外も参考にしてください。

ソフトバンクグループは、「世界中の様々な企業を傘下に持ち、情報通信革命を牽引しながら、人々の生活を豊かにするグローバル企業グループ」で、通信、AI、インターネット、文房具の株式会社を傘下に置く持株会社です。

2024年9月30日を基準値とし、2024年10月1日より1/10株式分割する銘柄で、グループ会社のソフトバンクやARMなど数多くの事業や持株を有しており、成長力が高いといえますが、今期の業績が悪く、株価変動の激しいリスクを持っていると思われます。

引用元:ソフトバンクグループの株式分割

ソフトバンクグループ 会社概要

概要

  • 設立: 1981年(昭和56年)9月3日
  • 代表者: 孫正義(代表取締役会長兼社長)
  • 従業員数: 247人(連結ベース63,339人)(2023年3月末現在)
  • 本社: 東京都港区海岸1-7-1
  • ソフトバンク事業
    • 通信事業(ソフトバンク株式会社、Tモバイル(欧州や北米の移動体通信サービス)、)→ソフトバンク(9434)の記事
    • インターネット事業(インターネット広告事業、イーコマース事業及び会員サービス事業などの展開並びにグループ会社の経営管理業務など→LINEヤフー
    • その他(PayPay銀行株式会社、株式会社ZOZO、アスクル株式会社、など)
  • 英半導体設計アーム事業(マイクロプロセッサーのIPおよび関連テクノロジーのデザイン、ソフトウエアツールの販売および関連サービスの提供)→スマートフォン向け半導体のアーキテクチャーではシェア99%を握る
  • 持株会社投資事業
  • ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業
  • その他(ソフトバンクロボティクス、福岡ソフトバンクホークスなど)

ソフトバンクグループの強み

ソフトバンクグループは、日本最大級の通信事業者であるソフトバンク株式会社を中心に様々な事業を展開するグローバル企業グループです。その強みは以下の通りです。

1. 圧倒的な顧客基盤

ソフトバンクグループは、国内外で多数の顧客基盤を有する会社をグループに持っており、世界でも有数の規模で、この巨大な顧客基盤は、グループ各社の事業展開にとって大きな強みとなります。

2. 多角的な事業展開

ソフトバンクグループは、通信事業以外にもインターネット事業、金融事業、メディア事業、エネルギー事業など、幅広い事業を展開し、収益基盤を分散させ、リスクを低減することができ、各事業間のシナジー効果を生み出すことも可能となります。

3. グローバルな展開

ソフトバンクグループは、日本国内だけでなく、アメリカ合衆国、ヨーロッパ、アジアなど、世界各国で事業を展開し、新たな成長機会を獲得することができ、海外市場での経験を活かして日本国内の事業を強化することも可能となります。

4. 技術力

ソフトバンクグループは、AI、IoT、5Gなどの先端技術に関する研究開発に積極的に投資し、グループ各社の事業革新に貢献し、新事業の創出にもつながっています。

ArmのCPUコア「Cortex-M85」を集積した業界初のマイコン「RA8M1グループ」をルネサスエレクトロニクスが発売しており、Arm Cortex-M7ベースの既存マイコンに比べて最大4倍とする事からAIなどに搭載される可能性があり、アーム事業のさらなる業績が伸びる可能性を秘めています。

ルネサスエレクトロニクスの記事

5. 経営陣のリーダーシップ

ソフトバンクグループの代表取締役社長である孫正義氏は、カリスマ的な経営者として知られており、積極果敢な経営姿勢と優れた洞察力は、グループの成長を牽引してきました。

ソフトバンクグループの課題

1. 収益性の低下

近年、ソフトバンクグループは収益性の低下に悩まされており、通信事業における競争激化や海外事業の不振などが収益悪化の要因となっています。

収益性を向上させるためには、事業効率の改善や、新しい収益源の創出などが必要となります。

アーム事業の拡大により収益改善されていると思われます。

2. 人材不足

ソフトバンクグループは、グローバルな事業展開を加速させています。

そのため、多様な人材の確保が重要課題となります。

自律的でプロフェッショナルな人材確保と成長・活動支援を目標に社内環境整備に取り組んでいます。

3. 競争激化

ソフトバンクグループは、国内外で様々な企業と競争しています。

競争に打ち勝つためには、差別化できる商品・サービスの開発や、顧客サービスの向上などが重要となります。

12年ぶりにJCR格上げとなり、A-からAとなったことにより企業評価が高まったと言えます。

5. 規制強化

通信業界は、各国政府による規制強化が進む傾向にあります。

規制強化への対応もソフトバンクグループにとって重要な課題となり、各国政府との連携やM&Aなどにより対応していくと思われます。

 

ソフトバンクグループの株価指標(株価、PER,PBR,ROA,ROEなど)

2024年8月26日

  • 株価:8510円(9984)
  • PER:15.59倍
  • PBR:1.14倍
  • 時価総額:約12.4兆円
  • 発行株数:約14億株
  • 売上高(前期比):約6.7兆円(2.8%)来期予想:約7.04兆円
  • 経常利益(前期比):約578億円(112.3%)来期予想:約945億円
  • ROE:-2.25%
  • ROA:-0.50%
  • 配当利回り:0.52% 配当性向:記載なし 年間配当金一株44円

アリババ株売却駅が減少や持株会社投資事業などからの投資損益もマイナスとなり、純利益は、約ー227億円となっています。

来期予想は、AIと自動化関連の投資加速、通信は順調、投資関連がどう出るか、予想はつきませんが、業績回復の見通しを立てているようです。

5年間チャートです。

SBI証券を引用

引用元:SBI証券 https://site1.sbisec.co.jp/ETGat

個人的分析ですが、貸借倍率:4.73倍、回転日数:10.2日で信用買いが、PER,PBRは比較割安と思われ、ROA,ROEは純利益マイナスの影響が出た値といえます。

ソフトバンクグループのNISA銘柄としてのメリットとデメリット

メリット

アーム事業の世界シェア率が1番の魅力で、これから業績が伸びる可能性を秘めています。

成長力が高く、高かった株価が、2024年10月1日から1/10分割されることにより、購入しやすくなるのもメリットと言えます。


デメリット

成長力は高く、JCRの格付けが上がったとはいえ、前期と今期の純利益マイナスは、投資家の信頼度を下げており、来期予想の業績が良さそうですが、個人的には,リスクが高い銘柄で、株価変動の激しいイメージがあります。

分割前は株価が高く、購入が厳しい銘柄でしたが、分割後は、ハイリスクハイリターン銘柄としては、良い銘柄といえますが、メリットとデメリットを考慮した上での判断する必要はあると思われ、最終的には個人の判断でお願いします。

価格変動リスクなどの低減のためにドルコスト平均法のような、少額または、単位株ではなく、数株または、1株ずつ購入もよいと思います。

詳しくは下の記事で↓

引用元:ソフトバンググループ

この記事はbradの質問を参考に作成しました。

株の購入は、ほかのwebなども参考にし,ご自身の判断で、慎重にお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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