ツルハホールディングス株式会社は、ドラッグストア事業を展開する企業です。2023年3月期の売上高は、9700億円、国内ドラッグストア業界で2位の地位を占めています。
ドミナント戦略に基づく出店で、店舗網を拡大しているグループです。
この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットした内容です。
投資を始めたい方や少額投資を考えてる方などに適した内容で書いているつもりです。
上級者やもっと詳しく知りたい方は、この記事以外も参考にしてください。
引用元:薬キャリ 職場ナビ https://pcareer.m3.com/shokubanavi/feature_articles/286
ツルハHDの会社概要
概要
- 業界: ドラッグストア
- 設立:1975年(昭和50年)5月
- 本社所在地: 北海道札幌市東区北24条東20丁目1番21号
- 従業員数:11298人
- グループ店舗数:国内2,589店 海外18店
- 総客数:4億4,486万人
- 事業内容: ドラッグストアの運営、医薬品・化粧品・日用品などの販売、健康食品の開発・販売など
- ツルハドラッグ(北海道・東北から日本全国へ店舗展開、タイにも出店)
- B&Dドラックストア(名古屋市、春日井市を中心に運営)
- そのほか、6つのストアブランドを有しています。
- コンビニエンスドラックストアを運営(出店済みは、40都道府県)
- エステサロン(鳥取店と和歌山船尾店)やクレーン接骨院を運営(1部で店舗併設)
ツルハHDの強みと課題。
強み
- 地域密着型の経営
ツルハHDは、北海道・東北地方を中心に全国に約2,588店舗のドラッグストアを展開し、地域密着型の経営を重視しており、地域の特性やニーズに合わせた店舗づくりやサービスを提供し、ドミナント戦略を最大の強みとし、40都道府県で店舗展開し、11道県でトップシェアを獲得しています。
- PB商品の開発
ツルハHDは、PB商品の開発に力を入れており、大手メーカーとの共同開発を推進しており、品質と価格の両面で競争力を高め、環境配慮の考えた商品開発に取り組んでいます。
- オンラインショップの展開
ツルハHDは、オンラインショップ「ツルハドラッグオンライン」を展開しています。
オンラインショップでは、店舗では取り扱っていない商品も販売しており、利便性の向上を図っており、DX推進により顧客拡大を狙っています。
課題
ツルハHDの課題は、以下のとおりです。
- 人材の確保
ドラッグストア業界は、人手不足が深刻な問題で、ツルハHDも人材の確保に苦慮していますが、専門性の高い人材育成や働き方改革に取り組んでおり、「トータルビューティーコンテスト」や「学術発表学会」などを行い、そこで培った技術や知識を現場で活かし、売り上げ拡大に貢献していると思われます。
- 競争激化
ドラッグストア業界は、競争が激化しています。
ツルハHDは、競合他社との差別化を図るために、新たなサービスを開発したり、店舗の改装を進めたりするなど、積極的な取り組みを進めています。
ドラッグストア業界 国内売上高ランキング(バフェットコード参照)では、ツルハHDは4位となっており、ウエルシアは3位となっています。
1位セブン&アイと2位のイオンは、ほかの事業も行っているため、少し部門が違いますが、ウエルシアは、大株主がイオンとなっており、ツルハHDの大株主でもあります。
それでも競合他社といえ、競争激化していますが、DXの推進やPB商品開発そして強みのドミナント戦略により差別化を図ると考えられます。
引用元:ツルハHD https://www.tsuruha-hd.com/
ツルハHDの株価指標(株価、PER,PBR,ROA,ROEなど)
2024年8月23日
- 株価:8704円
- PER:18.41倍
- PBR:1.5倍
- 時価総額:約4346億円
- 発行株数:約0.4億株
- 売上高(前期比):約1.02兆円(5.9%)来期予想:約1.06兆円
- 営業利益(前期比):約492億円(8.0%)来期予想:約500億円
- ROA:4.43%
- ROE:8.63%
- 配当利回り:2.72% 配当性向:53.8% DOE:4.64%
- 今期は、1株267円の7円増配となっており、来期は、1株310円の予定です。
値上げ効果もあり、売上が伸びていますが、商圏人口減少や経費増もありましたが、増収増益となっており、来期は、大手メーカとの協業、コスト削減、利益率改善など行う予定で、増収増益となります。
5年間チャートです。
株主優待
100株以上で株主優待カード(5% お客様感謝デーは10%)
3年以上100株以上で、株主ギフト1000円分追加
100株から1000株未満 | 1000株から2000株未満 | 2000株以上 | |
株主ギフト券 | 2500円分 | 5000円分 | 10000円 |
引用元:SBI証券 https://site1.sbisec.co.jp/ETGat
PERとPBRは割高ですが、同業界と比較してROEとROAは割安と思います。
発行株数が少ないので、株価も高いと思われます。
業績も去年より少し上がってますので、順当に成長すると株価は上昇すると思われる事から全体的に割安とも言えます。
ただし、株価の将来については、さまざまな要因によって変動する可能性があるため、あくまでも参考として捉えておくべきでしょう。
ウエルシアの大株主はイオンで、約50.5%の株を保有しており、ツルハHDの株を約13.59%を保有し、オアシス・マネジメントの持つ13%の株を独占交渉で取得する予定で、経営統合も考えているようです。
経営統合となれば、株を統合するのか、そのあたりの事はまだわかっていないので、そのあたりの事は、今後の動向を注視する必要があると考えます。
イオンについて
ドラックストア3社を比べた記事はこちら↓
価格変動リスクの低減などのために、ドルコスト平均法があります。
詳しくは下の記事で↓
この記事はbradの質問を参考に作成しました。
株の購入は、ほかのwebなども参考にし,ご自身の判断で、慎重にお願いします。
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