ウエルシアグループは、ドラッグストア事業を展開する企業グループです。
グループ本社であるウエルシアホールディングス株式会社のほか、ウエルシア薬局株式会社、株式会社ウエルシア関東、株式会社ウエルシア北陸、株式会社ウエルシア東海、株式会社ウエルシア関西、株式会社ウエルシア中国、株式会社ウエルシア九州の8社から構成されています。
国内ドラッグストア業界で首位の地位を占めています。
積極的なM&Aを併設型店舗の拡大が増収に貢献し、今年も売上高1兆円企業となっています。
引用元:薬キャリ 職場ナビ https://pcareer.m3.com/shokubanavi/feature_articles/286
この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットした内容です。
投資を始めたい方や少額投資を考えてる方などに適した内容で書いているつもりです。
上級者やもっと詳しく知りたい方は、この記事以外も参考にしてください。
ウエルシアグループの会社概要
- 社名: ウエルシアホールディングス株式会社
- 本社所在地:東京都千代田区外神田二丁目2番15号
- 設立:2008年9月1日
- 代表取締役社長:松本 忠久
- 従業員数:66634人、薬剤師数:7706人、ライフリー・カウンセラー:6940人、化粧品担当者数:2553人、登録販売者数:18586人
- 店舗エリア:45都道府県2751店
- 主な事業: ドラッグストア事業、調剤薬局事業、介護事業など
ウエルシアグループの強みと課題。
強み
ウエルシアグループの強みは、以下のとおりです。
- 全国に広がる店舗網
ウエルシアグループは、全国に2700店舗以上のドラッグストアを展開しており、広範囲に店舗を展開することで、利便性の高いサービスを提供しています。
- 充実した商品ラインナップ
ウエルシアグループは、医薬品、化粧品、日用品、食品など、幅広い商品を取り揃えています。
また、産官学連携によるPB商品の開発にも力を入れており、品質と価格の両面で競争力を高めています。
イオン系列のトップバリュー商品も販売しています。
これは,イオンが、ウエルシアHDの筆頭株主であることが,関係しています。
- 顧客に合わせたきめ細かいサービス
ウエルシアグループは、顧客に合わせたきめ細かいサービスを提供しています。
例えば、シニア向けの健康相談や、子育て世帯向けの育児用品、介護用品などの品揃えを充実させています。
強みを活かし、地域No1の健康ステーションをめざし、取り組みを行っています。
課題
- 人材の確保
ドラッグストア業界は、人手不足が深刻な問題で、ウエルシアグループも、人材の確保に苦慮していますが、「ジョブチャレンジ制度」を導入し、適材適所の人材育成に取り組み、働きやすい環境に取り組み、「健康経営優良法人2023」に認定されています。
- 競争激化
ドラッグストア業界は、競争が激化しています。
ドラッグストア業界 国内売上高ランキング(バフェットコード参照)では、、ウエルシアは3位、ツルハHDは4位となっています。
大株主が両社ともイオンですが、競合他社といえ、営業利益では、ツルハHDが多いので、強みを活かして差別化を図ると思われ、店舗数の多さと専門性の高い従業員の強化に努めています。
ウエルシアグループは、競合他社との差別化を図るために新たなサービスを開発したり、店舗の改装を進めたりするなど積極的な取り組みを進めています。
株価指標(株価、PER,PBR,ROA,ROEなど)
2024年8月23日
- 株価:2016.5円(3141)
- PER:15.33倍
- PBR:1.75倍
- 時価総額:約4256億円
- 発行株数:約2億株
- 売上高(前期比):約1.21兆円(6.4%)来期予想:約1.28兆円
- 営業利益(前期比):約432億円(‐5.3%)来期予想:約470億円
- ROA:4.86%
- ROE:11.42%
- 配当利回り:1.79% 配当性向:26.6% DOE:3.03% 今期は、2円の増配の1株34円となっており、来期も1株36円となる予定です。
今期は売上高は高いものの、人件費や開発費などの費用増などがあり、減益となっていますが、来期も事業拡大などもあり、各事業の強化や人件費がかかるもの増収増益となる予想です。
ウエルシアHDの株主優待
100株以上 | 500株以上 | 1000株以上 | |
Tポイント | 3000ポイント | 5000ポイント | 10000ポイント |
新潟県産コシヒカリ新米 | 5Kg | 10Kg | 10Kg×2 |
選べるグルメ | 3000円相当 | 5000円相当 | 10000円相当 |
株主優待 引用元:ウエルシア https://www.welcia.co.jp/ja/ir/stock/benefit.html
5年間チャートです。
引用元:SBI証券 https://site1.sbisec.co.jp/ETGate/
PERとPBRは割高で、同業者と比べてROAとROEも割高だと思います。
一年を通して株価が下がってますが、人件費などのコスト上昇で、利益が下がったためと思われます。
ROEが去年より下がっているので、注意が必要ですが、業績のさらなる飛躍で、株価が上昇もあり得ますので、成長性を考えると全体的割安となりますとも言えます。
ただし、株価の将来については、さまざまな要因によって変動する可能性があるため、あくまでも参考として捉えておくべきでしょう。
ウエルシアの大株主はイオンで、約50.5%の株を保有しており、ツルハHDの株を約13.59%を保有し、オアシス・マネジメントの持つ13%の株を独占交渉で取得する予定で、経営統合も考えているようです。
経営統合となれば、株を統合するのか、そのあたりの事はまだわかっていないので、そのあたりの事は、今後の動向を注視する必要があると考えます。
イオンについて
ドラックストア3社を比べた記事はこちら↓
価格変動リスクなどのためにドルコスト平均法の購入方法があります。
詳しくは下の記事で↓
この記事はbradの質問を参考に作成しました。
株の購入は、ほかのwebなども参考にし,ご自身の判断で、慎重にお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
Googleのポリシーを遵守して運営しております。
ポリシー違反のご指摘や記事の間違い等は、お手数ですがお問い合わせフォームよりご連絡ください。