この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットした内容です。
投資を始めたい方や少額投資を考えてる方などに適した内容で書いているつもりです。
上級者やもっと詳しく知りたい方は、この記事以外も参考にしてください。
ラストワンマイル(9252)は、ライフライン事業とインフラサービス事業で成長を目指す企業です。
ライフライン関係事業やコールセンター事業が順調で利益を上げており、M&Aも積極的な企業で、1株から株主優待がもらえるのは、少額投資から始める方には良い銘柄といいたいですが、協業他社との競争激化や開発の遅れなどで株価下降のリスクが高いと思われますので、長期保有は、慎重な検討が必要と思われます。
会社概要
設立
2012年6月4日
代表取締役社長
渡辺 誠
従業員数
233名(2023年5月末時点)
本社所在地
東京都豊島区東池袋4丁目21-1アウルタワー3F・4F(総合受付3F)
事業内容
- アライアンス事業(ストック型(積上げ)売上、フロー型(一時金)売上)
”アライアンス事業とは、不動産管理会社やその他顧客を保有する企業より、当社サービスを希望する見込顧客を紹介していただき、自社サービス及びサービス提供事業者の各種サービスを見込顧客に対し、提案・販売しております。”
- リスティング・メディア事業(ストック型(積上げ)売上、フロー型(一時金)売上)
”リスティング・メディア事業とは、自社のマーケティングノウハウを活かし、リスティング広告やランディングページを運用し、顧客からの直接流入を獲得する事業です”
- ECサイト事業(フロー型(一時金)売上)
”ECサイト事業は、当社子会社である㈱ブロードバンドコネクションが、商品毎の販売データを分析し、Amazonや楽天等のECサイト(オンラインショップ)で商品を販売し、現在は主に蛇口、ホース等の住宅設備に係る商品をAmazonにて販売しております。”
- コンタクトセンター事業(ストック型(積上げ)売上、フロー型(一時金)売上)
”コンタクトセンター事業とは、官公庁、不動産管理会社、飲食店等の委託により顧客対応業務を行う事業で、ワクチンの接種予約受付・管理物件入居者の問合せ対応等、各種受付・問合せに対するコンタクトセンターを行っております。”
- ホテル運営受託事業(フロー型(一時金)売上)
”ホテル運営受託事業とは、当社子会社である㈱HOTEL STUDIOが、ホテルの所有者から集客や清掃等の運営を成果報酬で受託する事業です。”
- 集合住宅向け無料インターネット事業(ストック型(積上げ)、売上フロー型(一時金)売上)
”集合住宅向け無料インターネット事業とは、マンションやアパート等の集合住宅にマンション等所有者負担でインターネット設備を設置することで、入居者が無料で使用することができるサービスです。”
- そのほかの事業
強みと課題
強み
- ライフライン事業における豊富な経験とノウハウ
ライフラインサービス「まるっとシリーズ」、引っ越しワンストップサービス「まるッとチェンジ」(毎月1万件以上の実績、年間件数13万件(2019~2020年の間))は自社商材だけでなく、東京ガス、関西電力、フレッツ光、ソフトバンク光、auひかりなども商材として利用でき、個人向けから企業向けまで利用可能となっています。
SOMPOワランティ株式会社と業務提携する事となり、ラストワンマイルが所有する不動産管理ネットワークを通じて賃貸管理会社向けの住宅設備機器保証「オーナーズバリューサポート」を提供する事となり、大まかな内容として”契約上で定められた住宅設備機器の自然故障修理の保証に加えて、入居者の退去時に生じる原状回復費用も保証するものです。当社とラストワンマイル社は、その修理・修繕サービスを賃貸管理会社さまに提供”する内容で、管理費の平準化、定期点検サービスなど所有者だけでなく、入居者の不安も解消する事を目的としており、さらなるサービス向上が期待でき、この事によりさらに受注が増えると考えられます。
- 全国展開のコールセンター
自社でコールセンターを設置、美容・官公庁・市場調査など様々なコールセンターを運営し、創業当初から積み上げてきた顧客対応ノウハウを活かし、企業に対する過剰な要求等に対応するサービスを実施しています。
課題
- 競争激化
形態が違うとはいえ、光回線サービス系企業やコールセンター業界ではトランス・コスモス(国内売上高1位)が競合他社といえ、新規参入もある業界と思えるので、新規事業立ち上げや作業効率化で対応していく必要があります。
- 新規事業の立ち上げ
生命保険の代理店事業やモバイルWi-Fiルーター「Yeah!! Mobile」販売事業を立ち上げなど、数多くの競合他社に差別化を図るなどの対応をしていくと思われ、積極的にM&Aを行っており、IT化したコールセンターの確立し、受注を増やしていくと考えます。
- 人材確保
渡辺誠の経営のノウハウや判断基準を書き記し、従業員用に作成した冊子『ラストワンマイルグループ~経営論~』を配布など、人材確保というより人材育成と統一の判断基準を浸透させる仕組みを構築していく事に取り組んでいるようです。
- M&Aによるリスク
現状では、M&Aによる利益が上乗せされており、収益性が増えていますが、リスクを考慮しているとはいえ、予想を下回る利益も考えられ、業績停滞は、株価を下げる大きな要因となる可能性があります。
ラストワンマイルは、これらの強みと課題を克服し、今後も成長していくことが期待されています。
株価指標
2024年10月18日
- 株価:3165円(9252)
- PER:16.82倍
- PBR:6.21倍
- 時価総額:約99億円
- 発行株数:約321万株
- ROA:12.06%
- ROE:34.38%
- 売上高(前期比):約117億円(25.6%) 来期予想:約140億円
- 経常利益(前期比):約9.4億円(264.7%)来期予想:約11億円
- 配当利回り:0%
5年間チャートです。
引用元:SBI証券https://site1.sbisec.co.jp/ETGat
株主優待:ラストワンマイル
株主優待の内容
対象となる株主様の保有株式数に応じて、下表のとおりAmazonギフトカード(コードタイプ)を
贈呈いたします。
保有株式数 贈呈金額
1~99株(1単元未満) 1,000円分
100株以上(1単元以上) 5,000円分
2月末日を基準日として、権利確定日から3ヶ月以内を目処に配布いたします。
同業界と比べてPER,PBR,ROE,ROAともに高いです、資産や資本に対する利益が高いためと思われます。
今期は、電気事業やウォーターサーバー事業は同程度から少し落ちている部分もありますが、インターネット事業がM&Aによる子会社化した収益も加わり、大きく伸びており、来期も同程度か、さらなる好業績を予想しています。
チャート上は少しずつ上昇してきていると思われます。
PBR,PERについては↓
貸借倍率:2194倍、買い注文のみありそうで回転日数は1.9日となっており、前週より買い注文が増えているようで、回転日数が短い事から含み損の可能性もありますが、値動きは上下が激しいと思われますが、上昇する可能性を秘めていると考えます。
NISA銘柄としてのメリットとデメリット
NISA銘柄としてのメリットは、収益性の高さによる株価の上昇と1株からもらえる株主優待が魅力的で、積極的なM&Aが功を奏していると思われ、業績がグングンと伸びています。
デメリットは、競争激化のはげしいと思われ、成長性が高いもののシステム開発の遅れやM&Aの失敗(予想以上にリスクが大きかったなど)による業績停滞が、株価に大きく半円されると思わえ、株価下落が激しい可能性があります。
今のところ、配当金がない事もデメリットといえ、株価指標としては、かなりの割高と思われ、適正的な株価が図れないと考えます。
長期保有に向いているとは言え,ご自身で損切りラインを決めておいた方が良いでしょう。
株価購入を考えてる方は、個人の判断でお願いしますが、今年は動向を探りつつ、購入の機会を伺うか、ドルコスト平均法の購入方法で少しずつの購入が良いと思います。
詳しくは下の記事で↓
しかし、この銘柄はs株などで、1株での購入で株主優待をもらうのがおすすめと思います。
この記事はbradの質問を参考に作成しました。
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引用元::ラストワンマイル