dip(2379)は、AI技術を活用した画像認識ソリューションや、デジタルサイネージなどを開発・販売する日本のIT企業です。
dipを動かしてきたものは、社名に込められた「dream idea passion」のフィロソフィーです。
そのフィロソフィーを体現する大谷翔平選手が、ブランドアンバサダーとして就任しています。
30万未満で単位株を購入できる成長力高い銘柄ですが、競合他社との競争激化がリスクといえます。
NISA成長枠に取り入れたいですが、リスクは高いと私は見ています。
この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットし、投資初心者などに読んでもらって知識を深めていただきたいと思ってます。
上級者やもっと詳しく調べたい方は,この記事とほかのWEBも読んでいただくことをおすすめします。
dip(ディップ)の会社概要
- 設立:1997年3月
- 本社:東京都港区六本木3-2-1六本木グランドタワー31F
- 従業員数:約2,925名
- 事業内容:
- 人材サービス事業
- DX事業
- 主なサービス:
- 求人情報サイト「バイトル」:バイト情報サイト
- 人材紹介サービス「はたらこねっと」:求人情報サイト
- デジタルレイバーフォース「コボット」:人工知能 (AI)、機械学習、ロボティック プロセス オートメーション (RPA) などのテクノロジーを使用して、タスクを自動化するソフトウェア ロボットまたは仮想アシスタントの事業
- オウンドメディア:AIの可能性、働き方、仕事内容を発信する事業。
- アクセラレータープログラム:「人工知能スタートアップ特化型」、「学生スタートアップ特化型」など日本初。
dip(ディップ)の強みと課題
強み
- 圧倒的な求人情報量:バイトルは若年層から求人情報サイトであり、仕事内容の動画配信や応募パロメーターなどスマホで扱いやすい情報量豊富なサイトです。
- 高いブランド力:バイトルは知名度が高く、学生や転職者から高い支持を得ている。
- 多角的な事業展開:人材サービス事業以外にも、DX事業や投資事業など、幅広い事業を展開している。
- 積極的なM&A:近年、積極的にM&Aを展開しており、事業領域を拡大している。
課題
- 人材の流出:近年、人材の流出が課題となっており、「人が全て、人が財産」という信念のもとにスキルアップ強化として自己啓発支援や研修などに努めています。
- 競争激化:人材サービス市場やDX市場は競争が激化しており、新規事業の成長が課題となっており、AIなどと取り入れた商品開発に努めています。
- サイバー攻撃と情報漏洩:情報を取り扱う会社に当てはまる課題であり、リスクといえ、データバックアップやセキュリティ対策に努めており、2005年10月には、情報セキュリティ規格「BS7799」及び「ISMS認証基準」の認証を取得し、2006年11月に情報セキュリティマネジメントシステム「IS027001(JIS Q 27001)」に移行し、認証維持しております。
dip(ディップ)の競合他社
- リクルート:転職成功実績No.1と業界トップクラスの求人件数を誇る創業40年以上の歴史を誇る転職サービスでインディードも完全子会社としています。
- パーソナルキャリア:「doda」という顧客満足度1位を誇る求人サイトを運営。
- ビズリーチ:ハイクラス転職向けサイトで知名度の高さとエージェントの質を売りにしてます。
- Mynavi Corporation:ブランド力、集客施策に長けたサイト「マイナビバイト」などを運営。
引用元:転職ガイド
dip(ディップ)の株価指標(PBR,PER,ROE,ROA,配当,株主優待など)
2024年4 月6日
- 株価:2961円(2379)
- PER:17.55倍
- PBR:4.14倍
- 時価総額:約1748億円
- 発行株数:約6014万株
- ROA:17.93%
- ROE:23.54%
- 売上高(前期比):約537億円(9.0%)
- 営業利益(前期比):約127億円(10.6%)
- 配当利回り:2.97%
- 引用元:SBI証券https://site1.sbisec.co.jp/ETGat
- 株主優待の内容 当社オリジナルQUO(クオ)カードを贈呈いたします。
・100株以上~500株未満 オリジナルQUOカード(500円相当)
・500株以上 オリジナルQUOカード(1000円相当)
自社株買いを実施しており、上限を150万株(発行済み株数の2.61%)、または30億円としており、取得期間は1月26日から5月31日まで。
1株当たりの株主価値を高め、株主への利益還元を充実させるのが目的としている。
つまりは、自社株買いをした分だけ発行株価数が減少するので,株価も上がり,配当利回りも上がるという事です。
5年間チャートです。
同業界と比べてPER,PBRは割安、ROA,ROEは割高となっており、時価総額を上回る営業利益が要因といえます。
PER,PBR,ROA,ROEについては↓
時価総額や発行株価数から見てもこれから高い成長する可能性を秘めている一方、業績が落ちれば、株価急落もあり得るリスクがある銘柄です。
2025年業務予想は、売上高は約576億円(7.1%)と営業利益は約134億円(5.0%)と継続した好業績、貸借倍率は1.13倍で回転日数は5.9日となっており、将来的には株価上昇を予想している投資家がおり、来期業績予想から株価上昇もあり得ると思います。
dip(ディップ)のNISA銘柄としてのメリットとデメリット
NISA銘柄としては、業績の成長力の高さです、株価上昇を予想する投資家も多い事から株価上昇が期待でき、配当利回りの良さや株主優待のクオカードと2月末が配当基準日も大きいメリットです。
デメリットは、競合他社との競争激化です、リクルートは、時価総額はdipの約90倍(リクルートの時価総額:約9.9兆円)とかなりの差があり、パーソナルキャリアも求人サイトでどんどん実績を伸ばしていっているので、今の成長力の維持をできるかが、リスクとも取れます。
そしてサイバー攻撃や情報漏洩などの不祥事で株価下落もあり得るので、動向を見守る必要はありそうです。
成長力の高さと配当利回りの良さはメリットといえますが、競合他社との競争激化は、かなりの高リスクです。
この銘柄購入に向いている方。
- 成長性の高い事業に投資したい方
- 配当利回りや株主優待を重視する方
- リスク許容度が高い方
株価購入を考えてる方は、個人の判断でお願いしますが、今年は動向を探りつつ、購入の機会を伺うか、ドルコスト平均法の購入方法で少しずつの購入が良いと思います。
詳しくは下の記事で↓
この記事はbradの質問を参考に作成しました。
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引用元:dip