スギHD、1/3分割で投資チャンス!処方箋・介護で成長加速

スギHD(7649)は、愛知県大府市に本社を置く、ドラッグストア事業を主とする日本の持株会社です。

スギHDは、1976年に設立され、2005年に(株)ジャパンの株式を50.1%取得し、連結子会社化、現在、スギ薬局を全国に1692店舗を展開しております。

株式を2024年2月29日を基準日とし、1/3分割にする事になりました。

株式分割で購入しやすくなり、株主優待もスギ薬局を使っている方には魅力的です。

業界売上ランキングが5位なので、競合他社より後れをとっている可能性もあると考えますが、店舗展開が、関西、中部、関東となっている事からこの順位だといえます。

この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットし、投資初心者などに読んでもらって知識を深めていただきたいと思ってます。

上級者やもっと詳しく調べたい方は,この記事とほかのWEBも読んでいただくことをおすすめします。

スギHDの事業内容は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

  • ドラッグストア事業

スギHDの事業の中心は、ドラッグストア事業です。

スギ薬局は、医薬品、化粧品、日用品、食品など、幅広い商品を扱っており、地域の住民の日常生活を支える「安心と信頼のお店」として、多くの支持を集めています。

  • 介護事業

スギHDは、介護事業にも力を入れています。

スギ薬局の店舗内に介護事業所を併設するなど、地域の医療・介護の拠点として、貢献しています。

  • その他事業

スギHDは、ドラッグストア事業や介護事業のほか、医療機器の販売や、インターネット通販事業などさまざまな事業を展開しています。

スギHDは、今後もドラッグストア事業を中心に地域に密着した事業展開を進め、地域社会の健康と福祉に貢献していくとしています。

強みと課題

強み

  • 店舗数とポイント会員数

スギ薬局は、全国に約1568店舗を展開するドラッグストア業界のトップ企業です。

店舗数が多いため、幅広い地域の顧客に利用され、ポイント会員数は約2083万人、年間延来店客数約3.4億人となっており、来客数が多い事が伺えます。

  • 調剤薬局の強み

スギ薬局は、調剤薬局も併設する店舗が多く、薬剤師が常駐しているため、処方箋の受け取りや服薬指導など、安心して利用することができます。

2022年度の処方せん応需枚数1291万枚と前年度より10%ほどアップしている事から利用者数が増加している事が伺えます。

  • サスティナビリティな活動

自治体との協定数が約84件と太陽光パネル設置店舗数48店舗とサスティナビリティな活動にも力を入れています。

  • デジタル化の推進

スギ薬局は、デジタル化を積極的に推進しています。アプリやネット通販の利用促進や、AIを活用したサービスの導入など、顧客の利便性向上に取り組んでいます。


課題

  • 薬剤師不足

薬剤師不足は、ドラッグストア業界全体の課題となっています。

スギ薬局も、薬剤師の確保に苦労しています。

人財の育成として社員研修や成果・評価を見える化によるモチベーション経営の推進など薬剤師だけでなく、良き人財に力を入れてます。

  • 競争激化

ドラッグストア業界は、競争が激化しています。他社との差別化を図り、顧客の支持を獲得することが求められています。

薬キャリ職場ナビより2023年売上ランキング5位と他社の方が、それぞれリードしてます。

ドラックストア3社を比べた記事はこちら↓

  • 少子高齢化

少子高齢化に伴い、人口減少が進んでいます。スギ薬局は、人口減少に伴う店舗の閉鎖など、経営上のリスクに備える必要があります。

これからの経営戦略として処方せんの利用者数増加と介護事業などの活動を進めていくと考えられ、太陽光パネルの店舗も増やしていくと考えます。

この自家発電から電気自動車の充電施設という考えがあるのかもしれません、これは、私個人としての考えです。

スギ薬局は、強みを活かしながら、課題を克服し、さらなる成長を目指しています。

株価指標

2024年4月6日

  • 株価:2510円(7649)株式分割は終わってます。
  • PER:18.16倍
  • PBR:1.95倍
  • 時価総額:約4554億円
  • 発行株数:約0.6億株
  • 売上高(前期比):約6676億円(6.7%)
  • 営業利益(前期比):約316億円(‐1.5%)
  • ROA:5.54%
  • ROE:8.83%
  • 配当利回り:1.15%

5年間チャートです。

株主優待

  • 100株以上1,000株未満保有の株主様には3,000円相当の弊社ご優待券を贈呈。
  • 1,000株以上保有の株主様には5,000円相当の弊社ご優待券を贈呈。
  • スギ薬局、スギドラッグ、ドラッグスギ、ジャパンの全店でご利用できます。 処方せん調剤、雑誌、たばこ、宅配便料金、商品券、POSAカードの購入にはご利用できません。

分割後にはこちら↓

  • 株式分割後の株主優待内容(2024年3月1日から)
  • 保有株式数 優待内容
    • 10 0 株 以 上 300 株 未 満  1,000 円 相 当 の 当 社 優待券 ま た は、スギポイント 2,000 ポイント ( 1 , 0 0 0 円 相 当 )
    • 30 0 株 以 上 3,000 株 未 満 3,000 円 相 当 の 当 社 優待券 ま た は、スギポイント 6,000 ポイント ( 3 , 0 0 0 円 相 当 )
    • 3,000 株 以 上 5,000 円 相 当 の 当 社 優待券 ま た は、スギポイント 10,000 ポイント ( 5 , 0 0 0 円 相 当 )

※ 3,000 円毎のお買い物に対しスギポイント 150 ポイントを加算する「株主様ご優待パスポート」は従来通り進呈いたします。

引用元:スギHDの株主優待

引用元:SBI証券 https://site1.sbisec.co.jp/ETGate/

同業界かrPERとPBRは標準で、ROAとROEも割高だと思います。

PER,PBR,ROA,ROEについて↓

来期予想の業績は、売上高約7425億円(11.2%)と営業利益約350億円(10.6%)と業績が回復していますが、信用取引残で貸借倍率1.49倍、回転日数4日と株価上昇を予想する投資家が比較的多く、株式分割した事により、分割前より信用買いが増えているように思います。


NISA銘柄としてのメリットは、株式分割による株価の購入しやすさと株主優待がスギ薬局を利用する方には魅力的です。

デメリットは、業界順位が5位で業界内の競争激化による集客減少や株式分割による株価上昇の投資家の利確などによる株価下降がリスクとして大きいと思います。

NISA銘柄として魅力的な方はスギHD系列店舗を利用している方には魅力的ですが、競合他社の方が、魅力的な可能性もあると考えるので、特にドラックッストア業界は個人差でどれがおすすめなのか、変わると考えます。

ただし、株価の将来については、さまざまな要因によって変動する可能性があるため、あくまでも参考として捉えておくべきでしょう。

価格変動リスクなどのためにドルコスト平均法の購入方法があります。

詳しくは下の記事で↓

ほかの株式分割した銘柄↓

この記事はbradの質問を参考に作成しました。

株の購入は、ほかのwebなども参考にし,ご自身の判断で慎重にお願いします。

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引用元:スギHD

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