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【比較】ANAとJAL、どっちがおすすめNISA銘柄か、長期的な視点で選ぶ!ANAとJALの強みと弱み

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ANA(9202)は、全日本空輸株式会社(ALL NIPPON AIRWAYS CO., LTD.)の略称です。

JAL(9201)は、日本航空株式会社( Japan Airlines )の略称です。

両社とも歴史のある日本の航空界の2強といえますが、NISA銘柄としては個人的にはANAの方が現状ではよさそうですが、株主優待や購入目的によっては、JALもありうると考えます。

この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットし、投資初心者などに読んでもらって知識を深めていただきたいと思ってます。

上級者やもっと詳しく調べたい方は,この記事とほかのWEBも読んでいただくことをおすすめします。

ANAとJALの比較

会社概要

項目ANAJAL
設立1952年1951年
本社東京都港区東京都品川区
代表者芝田 浩二(代表取締役社長)赤坂 祐二(代表取締役社長執行役員)
従業員数約12803人約58,000人(連結従業員合わせて)
事業内容航空運送、旅行事業、ホテル事業など航空運送、旅行事業、ホテル事業など
売上高:約1兆5,000億円(2023年度)約2兆3,000億円(2023年度)

両社の強みと課題

強み

  • 国際線と国内線ネットワーク:
    日本最大の国際線と国内線ネットワークを誇っており、日本または、世界各地へのアクセスが良好で、ANAとJALのいずれかでしか利用できない空港も存在する。
  • マイレージプログラム:
    ANAは「ANAマイレージクラブ」、JALは「JALマイレージクラブ」があり、マイルをためて買い物や特典の利用が可能で、用途や条件によってどちらがよいか、個人差がある。
  • 顧客サービス:
    格付け会社スカイトラックス(SKYTRAX)社は、2023年の航空会社ランキングで、3位はANA,5位はJALとなっており、双方とも5つ星評価で、高い顧客サービスと品質を備えている。

課題

  • 燃料価格の高騰:
    燃料価格の高騰は業績に大きな影響を与えます。
  • LCC(ローコストキャリア)の台頭:
    LCCの台頭により、収益が圧迫されています。
  • 人材不足:
    高齢化や人口減少により人材不足に直面しています。

LCCについては、両社ともM&Aなどで完全子会社化としており、

ANAは、ほかにPeachとAirJapanを展開し、PeachはLCCとして「空飛ぶ電車」をコンセプトに路線を展開し、LCCの成功例といえるブランドで、AirJapanは、LCCとFSC(フルサービスキャリア)の中間に位置するブランドを目指しており、価格を抑えながらもFSC(フルサービスキャリア)に近い搭乗体験ができるサービス「Fly Thoughtful(気づかいや思いやり、やさしさといった意味)」をコンセプトにしている。

JALは、SPRING JAPAN、ジェットスター・ジャパン、ZIPAIRの3社をグループに持ち、SPRING JAPANは成田から国内線の一部と中国の重慶、武漢、天津、ハルビン、寧波、南京、上海を結ぶ7つの国際路線が特徴、ジェットスタージャパンは、JALの中で最も歴史があり、アジアの近隣都市ネットワークと国内線を中心に運航しており、ZIPAIRは、すべて国際線のソウル、バンコク、シンガポール、ホノルル、ロサンゼルスを運航とそれぞれ特徴的な強みを持ち、快適性と安全性を磨き続けています。

両社のこれからの戦略

ANA

3ブランド展開により市場シェア向上と貨物事業の拡大、そして国際線の中長期的な成長軌道にし、グループ全体で安定した事業基盤を構築をめざしている。

新たな事業としてメタバースやアバターを事業としており、エアモビリティ、ドローン、宇宙関連の事業化を検討している。

日本郵船の完全子会社(連結子会社)である日本貨物航空株式会社(以下、「 NCA 」)の全株式を ANAHD に対して譲渡することについて基本合意書を締結しており、当初は2023年10月1日を予定してましたが、2024年7月に譲渡成立すると思われます。

NCAは、19/3 期、20/3 期に 2 期連続で経常赤字となるなどコロナ禍前は厳しい業績が続いていた事からANAの貨物事業拡大を図っていたことから両社の思いが一致した事から終結したと私は考えます。

この事により貨物事業拡大を図れたものと思われます。

引用元:ヤフーニュース

JAL

フルサービスキャリアは長距離路線を拡充、LCCは供給・ネットワークを大幅に拡大することで、成長グループ全体で海外発需要を獲得する事で、コロナ禍前を大きく上回る事業規模を目指している。

2023年から順次3機の貨物専用機を国際線および国内線に導入、ヤマトHDとの提携により2024年ごろからA321貨物機の運航を開始、旅客機の貸物スペースの取り扱い強化、ドローンの運行管理やエアタクシーの取り組みなど運搬業務を中心に取り組みを行っているようです。

ヤマトHDについては↓

両社の共通の取り組み。

DX戦略によるスムーズな業務、予約システムの強化、マイレージ金融の拡大を進めており、人財をテーマに若手の育成や女性管理職率アップなどの人手不足解消に向けた取り組み、CO2削減に向けた合成燃料の導入やCO2の削減や回収に向けた活動を行っています。

2023年度中期経営計画

引用元:ANA

引用元:JAL

両社の株価指標

2024年4月21日

ANA(9202)JAL(9201)
株価3060円2753円
PER13.113.37
PBR1.381.36
ROA4.533.7
ROE16.4811.07
売上高(前期比):来期予想約2.05兆円(20.4%):約2.19兆円約1.65兆円(20.1%):約1.79兆円
営業利益(前期比):来期予想約2079億円(73.2%):約1700億円約1409億円(127.7%):約1561億円
時価総額約1.53兆円約1.22兆円
発行株式数約4.8億株約4.3億株
配当利回り1.672.54
配当性向14.934.0
DOE2.453.74
引用元:SBI証券 https://site1.sbisec.co.jp/ETGat 5月2日現在

ANAは整備費増でしたが、大幅にプラス、来期予想は燃油費増がかかり,マイナス予想。

JALは、機材全損が響いてますが、旅客が国内・国際ともに良好となっており、来期も良好なようで、前期より増配(前期は期末のみ(1株25円)でしたが、今期は中間(1株30円)と期末(1株30円予定)があると思われます。)

5年間チャートです。

ANA

JAL

引用先 https://www.sbisec.co.jp/ETGate/

DOEについて↓

株主優待

ANA

ご所有株式数発行基準日
3月31日
有効期間
6月1日から翌年5月31日
発行基準日
9月30日
有効期間
12月1日から翌年11月30日
100株から199株1枚1枚
200株から299株2枚2枚
300株から399株3枚3枚
400株から999株4枚+400株超過分
200株毎に1枚
4枚+400株超過分
200株毎に1枚
1,000株から99,999株7枚+1,000株超過分
400株毎に1枚
7枚+1,000株超過分
400株毎に1枚
100,000株以上254枚+100,000株超過分
800株毎に1枚
254枚+100,000株超過分
800株毎に1枚
ANA株主優待

JAL

ご所有株式数3月31日現在の株主様
(発行時期:5月)
9月30日現在の株主様
(発行時期:11月)
100株 ~ 199株1枚
200株 ~ 299株1枚1枚
300株 ~ 399株2枚1枚
400株 ~ 499株2枚2枚
500株 ~ 599株3枚2枚
600株 ~ 699株3枚3枚
700株 ~ 799株4枚3枚
800株 ~ 899株4枚4枚
900株 ~ 999株5枚4枚
1,000株 ~ 1,099株5枚5枚
1,100株 ~ 99,999株5枚+1,000株超過分500株ごとに1枚同左
100,000株 ~203枚+100,000株超過分1,000株ごとに1枚同左
JAL株主優待

株主優待は少し違いますが、飛行機をよく利用する方には良い優待と思います。

株価指標はPER,PBR,ROAと多少違いはありますが、少し割安と考えますが、ROEの違いが目立ちます。

ROEが高いANAの方が、効率よく利益を生み出している印象で、営業利益に違いが出ています。

PER,PBR,ROA,ROEについて↓

NISA銘柄として、来期予想の営業利益が下がっているが、売上高は好調で、成長性と安定した収益ならANA、配当と少しでも安い株価を狙うならJALといったところだと思いますが、JALの2024年5月にある決算次第といったところです。

デメリットはJALの方が、リーマンショックなどが原因で経営破綻している点から信頼度は低いと考えます。

ANAは、グローバル事業が良い事がメリットといえますが、インバウンドの後退により利益減少が大きいとも言えます。

株主優待は、ご自身が利用している航空会社やマイレージなどから選ぶとよいと思います。

両社を比べると個人的には現状はANAだといえます。


ただし、投資判断は、投資家の投資目的やリスク許容度によって異なります。

投資を行う際には、必ずご自身でよく検討するようにしてください。

価格変動リスク低減や安い時期の購入がわからない方にドルコスト平均法の購入方法があります。

詳しくは下の記事で↓

ドルコスト平均法とは、一定額を一定期間ごとに積み立てる投資手法です。
主につみたて投資などにつかまれる手法ですが,一株購入可能な証券会社でも手数料の問題があるとは言え,有効な手段ではないかと思ってます。

許容リスクを考えて慎重に考え、ほかのサイトなども参考にし、考えてみてはよいと思います。

この記事はbradの質問を参考にし、作成しました、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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引用元:ANA

引用元:JAL

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