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【NISA】アパレル関連部品の国内トップ・モリト、連続増配で今後は

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モリト(9837)は、1908年に、ハトメ・ホックの仲買商として創業した、パーツの総合商社です。

本社は、大阪市中央区南本町にあります。

モリトの主な事業は、服飾や履物関連の付属品を手掛けることです。

材料費高騰は、なかなか大きいリスクで、これからの経営戦略が問われますが、モリトの強みの一つ、ポートフォリオが分散して安定した業績は、今後も続くと思われ、長期保有するためには、ぜひともNISA銘柄にしたい会社です。

服のボタンやホック、ファスナー、マジックテープ、靴の中敷や靴ひもなど50万点以上の商品を取り扱っており、国内シェア1位となってます。

モリトの製品は、アパレルや靴メーカー、自動車メーカー、航空機メーカーなど、さまざまな業界で使用されています。

特に、スポーツメーカー向けの製品は、アシックス、ミズノ、デサントなどの国内トップメーカーに採用されています。

この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットし、投資初心者などに読んでもらって知識を深めていただきたいと思ってます。

上級者やもっと詳しく調べたい方は,この記事とほかのWEBも読んでいただくことをおすすめします。

強みと課題

強み

  • 豊富な品揃え

モリトは、50万点以上の商品を取り扱っており、さまざまな用途に対応できる豊富な品揃えを誇っています。

日常生活に欠かせない物のパーツを扱っているので、流行・景気に左右されにくく、継続的に販売ができる商品が多く,官公庁向けの商品などもあります。

  • 高品質

モリトの製品は、高い品質を保つために厳しい品質管理を行っています。

ホックの年間販売数は、10億個以上となってます。

  • グローバル展開

モリトは、海外にも積極的に進出しており、世界中に販路を拡大しています。

金属ホックは世界シェア2位となってます。


課題

  1. 環境問題への対応

モリトは、紙・パルプ製品の製造・販売を主力とする企業で、紙・パルプの生産や使用には、環境への影響が伴います。

モリトは、環境問題への対応を強化し、持続可能な事業活動を展開していく必要があります。

Rideeco(リデコ)というモリトグループの環境配慮型の商品等の取り組みの事で、2023年度は、廃漁網を活用した資材の販路拡大に向けた認知度向上のための取り組みやイベントを多数実施しています。

  1. 事業ポートフォリオの多角化

モリトの売上高の約9割は、紙・パルプ製品事業によるもので、紙・パルプ製品事業の業績の悪化の影響を受けやすい構造となっています。

モリトは、事業ポートフォリオの多角化を図り、リスクを分散していく必要があります。

モリトの事業のアパレル,プロダクト、輸送の三本柱をワールドワイドに展開,社会情勢に強い事業を目指しており,M&A、グローバル品質保証体制の構築、自社物流拠点の設立など、グローバルニッチトップな取り組みを心掛けている。

  1. 人材育成の課題

モリトは、デジタル化やグローバル化の進展に対応するために人材育成の強化に取り組んでいます。

しかし、課題が残されており、人材育成のプログラムの充実や従業員の意識改革に取り組む必要があります。

IT活動による製造、営業、業務の支援し、働き方改革、キャリヤ採用等人事戦略を展開している。

モリトは、今後も、豊富な品揃え、高品質、グローバル展開を強みに、さらなる成長を目指しています。

化学繊維での競合の東レはこちらの記事↓

株価指標

2024年4月6日

  • 株価:1545円
  • PER:17.88倍
  • PBR:1.07倍
  • 時価総額:約430億円
  • 発行株数:約0.3億株
  • ROA:5.91%
  • ROE:4.36%
  • 売上高(前期比):約485億円(0.1%)
  • 営業利益(前期比):約24億円(16.4%)
  • 配当利回り:3.75%

5年間チャートです。

同業界と比べてPER,PBRと割安、ROAとROEが近い事から利益率が高い企業ととらえますが、今の利益が、資産を上回る利益とも言えますので、少し注意が必要と考えます。

PER,PBR,ROA,ROEについて↓

2023年度は業績が良いですが、業務予想は、売上高は約510億円(5.1%)と営業利益は約26億円(5.5%)と好調維持、貸借倍率は3.64倍で、回転日数は1.5日となっており、将来的には株価上昇を予想している投資家が比率としては多く、値動きの幅は少し落ち着いていそうです。

配当利回りと業績の良さで、短期でも上がるかもしてません、チャート上で、去年より2倍近く上昇しています。

これは、業績の良さと増配が要因といわれています。


NISA銘柄としてのメリットは安定した基盤と経営戦略の良さとグローバル展開の大きさなどから安定株といえ、配当利回りもよく配当株とも言えます。

2024年度は配当利回りが4.4%になり、4年連続増配となり,さらに配当株としての強みを増しています。

引用元:ZAIオンライン

デメリットとしては、材料費高騰による営業利益の減少が大きいリスクといえますが、社会情勢悪化に対しても業績減の低減するための事業ポートフォリオを掲げているので、材料費についても戦略を立ててくると思われます。

そしてROEとROAが近い事から今の利益が、資産から見て大きい事から下がる可能性もある一方、経営戦略が優れているとも捉えます。

全体的にPBRとPERから見ると割安で業績も良く、業界国内シェア1位、ROEとROAが近い事から利益が資産から見て多いので、戦略が良いといえます。

リスクも材料費高騰が主で、事業ポートフォリオの分散に優れている事から短期的に値動きがありそうですが、長期的にみると購入を考えるのもよいかもしれません。

株価購入を考えてる方は、個人の判断でお願いしますが、今年は動向を探りつつ、購入の機会を伺うか、ドルコスト平均法の購入方法で少しずつの購入が良いと思います。

詳しくは下の記事で↓

この記事はbradの質問を参考に作成しました。

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引用元:モリト

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