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スノーピーク MBOの方針固める:上場廃止で株価上昇は確実か?

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この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットし、投資初心者などに読んでもらって知識を深めていただきたいと思ってます。

上級者やもっと詳しく調べたい方は,この記事とほかのWEBも読んでいただくことをおすすめします。

アウトドアライフスタイル関連企業のスノーピークがMBO(経営陣が参加する買収)によって株式を非公開化する方針であることが明らかになり、話題になってます。

この事により、スノーピークの株価上昇が、見込めますが、リスクも高いといえます。

スノーピーク株式会社

会社概要

  • 設立:1958年7月
  • 本社:新潟県燕市
  • 代表取締役社長:山井太(筆頭株主:約14.2%所有)
  • 従業員数:約697名(連結)
  • 事業内容:アウトドア製品の開発・製造・販売
         アパレル製品の開発・製造・販売
         アーバンアウトドア事業
         キャンピングオフィス事業
         地方創生事業
         グランピング事業

スノーピークの強み

衣食住働遊をテーマに「野遊び」を軸にライフバリューブランドを展開しており、ポイント会員数90万人を誇る企業で以下のような強みがあります。

  • 高品質な製品: スノーピークは、燕三条の金属加工技術を活かした高品質なアウトドア用品を製造しています。
  • 独創的なデザイン: スノーピークの製品は、機能性だけでなく、独創的なデザインも特徴です。
  • ブランド力: スノーピークは、熱狂的なファンを持つ、日本を代表するアウトドアブランドです。
  • 直営店ネットワーク: スノーピークは、全国に直営店を展開しており、ユーザーと近い距離で接しています。
  • アパレル事業: 近年は、アパレル事業にも力を入れており、好調に推移しています。

スノーピークの課題

以下の課題に取り組んでいますが、価格帯や競争激化は、かなり難題とおもわれ、業績悪化につながっていると考えます。

  • 価格帯: スノーピークの製品は、高品質な反面、価格帯も高めです。
  • 競争激化: 近年、アウトドア市場は競争が激化しており、スノーピークも新規参入企業からの脅威にさらされています。
  • 海外市場: スノーピークは、海外市場への進出も進めていますが、まだ欧米市場での認知度は低いのが課題です。

今回、経営不振となった理由として個人的な考えとしては,多少のキャンプブームは去ったと考えたとしてもまだまだ,キャンプなどのアウトドア活動は、盛んであると考える。

スノーピークの商品は,高価だが、質も良く長持ちする印象のある商品を提供し、売り上げも伸びていたが,長持ちという事は、ある程度の需要が整うと10年ほど経ってもまだまだ使える商品も多いので、ユーザーが多くてもなかなか商品を新たに購入とは、高価なだけに難しい。

その事からグローバル事業展開がうまくいけば、日本だけでなく世界で需要が高まるので,需要と供給が上手くいったかもしれなく、買った商品を元に値引きで新商品を購入できるなどのサービス展開など、経営戦略の遅さが今回の業績不振とも言えます。

経営陣の不祥事も響いてますが,良い商品なので、事業展開次第ではここまでの業績不振はなかったのではと考えます。

引用元:スノーピーク

株価指標

2024年3月4日

  • 株価:838円→1243円(3/4)
  • PER:28.1倍
  • PBR:2.05倍
  • 時価総額:約320円
  • 発行株数:約0.38億株
  • ROA:0%
  • ROE:0.01%
  • 売上高(前期比):約257億円(‐16.4%)
  • 営業利益(前期比):約9億円(‐74.3%)
  • 配当利回り:1.43%
  • 引用元:SBI証券https://site1.sbisec.co.jp/ETGat

同業界と比べるとPER、PBR、ROE、ROAは割高、来期の業績予想は売上高(前期比):約61億円(‐21.0%)営業利益(前期比):約2.3億円(‐58.4%)と営業利益が減少予想で、経営不振が続いている。

PBR,PER,ROA,ROEについては↓

MBOで上場廃止へ

かつてはキャンプブームをけん引しており、今も多くのファンがいると思われ、私もいくつか製品を持ってますが、良い品質だと感じています。

ただ、課題にもあったようにかなり高価なので、気軽に買う事が難しく、物価上昇による国民の購買意欲減少も経営不振の原因であると私は考えます。

グローバル事業では、課題である認知度向上などの中国、台湾、アメリカを中心とした売上強化を図っています。

2月17日にMBOによる非公開化にする方針を固めており、TOB価格は、一株1200円前後となるとみられており、2月19日からの市場でどのようにスノーピークの株価が動くか、注目されている。

KDDIがローソンをMBOによる50%の株価を取得するニュースからローソンの株価は、KDDIが示したMBO価格に迫る勢いで株価は上昇していった。

詳しくはこちら↓

また、最近では、大正製薬も非公開化のため、MBOを行っている↓

この事からも株価上昇はありうると考えますが、主幹事のSMBC日興証券なので、MBOの取引は、SMBC日興証券で行われるのではないかと予想するので、株価上昇の差益を狙うなら、SMBC日興証券ノ開設しての取引か、ある程度、株価上昇しての売りによる差益を狙うという手段が良いと思います。

そして一緒に取り組む、米投資ファンドのベインキャピタルの動向にも注目したいところで、日本でも活動している投資ファンドであり、MBOによる上場企業の買収に強いという実績もあるので、おそらくは、MBOは実行していくと考える。

そして2月20日にベイン・キャピタルが設立した会社が1株1250円でTOB(公開買い付け)を実施し、買い付けは21日から4月12日までと発表しています。

2月20日の株価は,1138円で,この辺りで落ち着けば,スムーズにMBOとなりそうですが、数年前から保有している方にはかなりの損失になる方も多いと思います。

一時期は,一株四千円近くあった株価が,800円台となり,今回のMBOとなり、4000円近くで購入し,保有していた方は、かなり手痛いと思います。

これが、株式投資のリスクと言えます。

MBO発表後の株価購入のリスクとしては、株価上昇で、提示しているMBO価格を上回り、スノーピークとベインキャピタルが、MBOを中止してしまう事である。

このほかにストップ高などで株価購入が遅れてしまい、差益がでないなどのリスクもあるので、このことなどを踏まえて購入を考えなければならないと思います。

株価の購入は、余裕資金をもって慎重に個人の判断でお願いします。

この記事はbradの質問を参考に作成しました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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引用元:ヤフーニュース 日本経済新聞

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