この記事は，私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットし、投資初心者などに読んでもらって知識を深めていただきたいと思ってます。
伊藤忠エネクスは、伊藤忠商事グループのバックアップを受け、エネルギー、ライフサービス、モビリティなど幅広い事業を展開し、人口減少や脱炭素社会への移行に対応しつつ、新たな事業領域への進出や既存事業の改革を進めている企業で、ビックモーターの再建（WECARS）に親会社の伊藤忠商事と株式会社ジェイ・ウィル・パートナーズと連携して行う事となり、注目されています。
伊藤忠商事のマインドを持ち、日々エネルギーを安全・安定的に届けることを心掛けている企業で、これからのエネルギー問題に取り組む企業で成長していく銘柄と思います。
成長を期待し、NISA成長枠に取り組むのもよいと考えますが、業績が少し減衰しているリスクがある企業です。
伊藤忠エネクス株式会社の概要
設立: 1948年4月19日
本社: 東京都港区
従業員数: 約5461名
事業内容
- ホームライフ事業: 家庭用・業務用のエネルギーとしてLPガス、地方の都市ガス、リチウムイオン電池システムなど
- 産業ビジネス事業: 産業用エネルギーやアスファルト、船舶用燃料、ターミナル事業、環境商材
- カーライフ事業: 自動車販売、カーリース、レンタカー、中古車販売 ガソリン、灯油、軽油など
- 電力・ユーティリティ事業：発電、蒸気、総合エネルギーサービスなど
強みと課題
強み:
- 幅広い事業ポートフォリオ: エネルギー、ライフサービス、モビリティなど、多様な事業を展開することで、安定収益を確保し、幅広いビジネスパートナーと地域に密着した営業力を活かし、社会と暮らしをつなぐパートナーして躍進しています。
- 伊藤忠商事グループのバックアップ: 伊藤忠商事の持つグローバルネットワークやノウハウを活用することで、事業の拡大や新規事業の立ち上げを迅速に進めることができ、ビックモーター再建によりカーライフ事業はさらに拡大していくと思われます。
- 高い顧客満足度: 顧客ニーズに合わせた商品・サービスを提供することで、高い顧客満足度を獲得している。
課題:
- エネルギー価格の変動: エネルギー価格の変動は収益に大きな影響を与える。
- 競争激化: エネルギー市場は競争が激化しており、新規顧客の獲得や既存顧客の維持が難しい。
- 脱炭素社会への移行: 脱炭素社会への移行に対応するため、新たなビジネスモデルの構築が必要となる。
これらの問題はエネルギー事業が抱える問題であり、何よりも脱炭素化社会の対応できるエネルギーつくりに対してどのような方向性で行くのか、伊藤忠エネクスは太陽光とバイオマスに力を入れており、どこの企業もそうだが、いち早い再生可能エネルギーの実現化を進めた企業が、今後のエネルギー業界を引っ張っていくと思われるので、各企業の動向に注目が集まる。
エネルギー事業者の記事はこちら↓
株価指標（株価、PER,PBRなど）と新NISA銘柄としての評価
2024年4月6日現在の伊藤忠エネクスの株価指標
- 株価:1600円
- PER:11.43倍
- PBR:1.13倍
- 時価総額:約1771億円
- 発行株数:約1.1億株
- 売上高（前期比）:約1兆円（8.1%）
- 営業利益（前期比）:約213億円（2.1%）
- ROA:3.14%
- ROE:9.31%
- 配当利回り:3.41%
5年間チャートです。
SBI証券を参考に作成しました。
引用元https://www.sbisec.co.jp/ETGate/
全体として同業界内では割安と考えられ、来期の業績予想は、売上高約9700億円（‐4.2％）、営業利益約209億円（‐2.2％）で業績は下がっており、ターミナル事業の採算悪化やLPガス事業の利幅縮小で利益が落ちたものと考えます。
信用取引残の貸借倍率39.75倍、回転日数38.8日で株価上昇する事を予想する投資家が、比較的に多いと考えられ、値動きが激しくなる可能性を秘めています。
エネルギー事業中心とはいえ、ポートフォリオ分散の優れた企業と入れ、ビックモーターの再建にかかわる事から事業が拡大されることが、成長性を高めてNISA銘柄としてメリットがあり、再生エネルギー計画など未来の経営計画もあり、中長期配当株として株価もさほど高くないので、おすすめといえます。
デメリットは、エネルギー事業の後退があり、原材料の高騰や円安の影響がリスクといえ、社会情勢で株価の値動きも激しくなり、ビックモーター再建にかかわる事が報道で出ているだけに、信用取引が盛んになっている印象もあります、購入の際は、この辺りも考慮して慎重に判断した方が良いでしょう。
2024年3月6日に伊藤忠商事と企業再生ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズと連合を組み、契約を結んだ事を発表し、今後、株価に変化が起こるかもしれません。
引用元:Yahooニュース
PBR,PER,ROE,ROAについては↓
株価購入は、この記事を参考にしていただいてもよいですが、最終的には、個人の判断になります。
動向を探りながらの購入や1株ずつ購入のドルコスト平均法のような、株価変動リスク低減での方法をおすすめします。
詳しくは下の記事で↓
この記事はbradの質問を参考に作成しました。
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引用元：伊藤忠エネクス
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