上新電機 1株から株主優待がもらえる初心者や少額投資の方におすすめ銘柄

この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットした内容です。

投資を始めたい方や少額投資を考えてる方などに適した内容で書いているつもりです。

上級者やもっと詳しく知りたい方は、この記事以外も参考にしてください。

上新電機株式会社(8173)は、家電量販店「Joshin」を展開する日本の家電量販店チェーンです。

関西を地盤とし、地域密着型の経営を強みとしており、顧客満足度の高いサービスを提供しています。

家電量販店の競争激化やオンライン販売の台頭などの課題に直面していますが、店舗改革やネット通販事業の強化などを通じて、事業の改革を進めています。

家電量販店の国内売上ランキング6位となっており、競争激化のリスクはありますが、1株から株主優待がもらえるのは、少額投資や初心者におすすめの銘柄といえます。

上新電機の会社概要

  • 社名: 上新電機株式会社
  • 設立: 1950年2月2日
  • 本社: 大阪府大阪市浪速区日本橋1-6-5
  • 代表取締役社長: 金谷 隆平
  • 従業員数: 約9,121名(臨時従業員も含む)

事業内容

  • 家電量販店の運営:関西に145店舗、北信越に23店舗、東海に35店舗、関東に16店舗と独自のドミナント戦略により、既存店の販売力強化、スクラップアンドビルドを中心にEC事業とのシナジーを考慮し、収益拡大を見込めるエリアに絞って市場占有率確保を目指しているようです。
  • リフォーム事業:2022年オリコン顧客満足度調査において戸建てリフォームは、2年連続受賞となっています。
  • EC事業:DX戦略強化のための人材育成を行っており、電化製品、住宅設備機器から玩具、模型、ゲームや音楽映像のソフトなどのエンターテインメント商品、釣り具、家具、スポーツ用品に加え、お米や飲料(お酒を含む)まで、日用品など取り扱う商品カテゴリーの充実を図っているようです。
  • その他事業:おそらく、物流や配管・設置・工事、モバイル事業などと思われます。

企業理念

「人と社会の未来を笑顔でつなぐ」

上新電機の強みと課題

強み

  • 地域密着型の経営: 全国221店舗を展開し、地域密着型の経営を強みとしており、サステナビリティな活動においても大阪府との協業で「環境配慮消費行動促進」に向けた取り組みなどを実施しています。
  • 独自の商品開発: 従来のモデル(他社のメーカー)にジョーシンだけのオリジナル機能,カラーなどで競合他社との違いを見せており、長年、培ってきたノウハウを活かし、自信を持った家電製品を提供していると思われます。
  • 充実した顧客サービス: 丁寧な接客や充実したアフターサービスを提供しており、安定した能力(配達・工事)確保と品質向上に向けた自社グループと委託先によるハイブリッド体制の強化に力を入れています。

課題

  • 家電量販店の競争激化: 家電量販店の競争が激化しており、収益力が低下しています。

国内家電量販店売上高ランキング6位となっており,一位はヤマダHD、2位はビックカメラと一位のヤマダHDとは4倍近くの売上高が違います。

人財戦略,オリジナリティな開発、事業活動を通じてブランド力強化で差別化を図るようです。

引用元:バフェットコード

  • オンライン販売の台頭: オンライン販売の台頭により、店舗販売の苦戦が続いています。

現在の売上高比率では、8割ほどが、リアル店舗事業となっており、EC事業は2割未満となっており、改善が必要と思われますが、楽天ショップ・オブ・ザイヤーを2年連続受賞しており,外部の評価も高いようで、これからも差別化を図るものと思われます。

  • 人材不足: 人材不足が課題となっています。

健康経営有料法人2022を3年連続受賞しています。

人財戦略として以下のことに取り組んでいます。

  • 「働きやすさ」に育休や介護支援など
  • 「働きがい」に定年後の経験を活かす働き方構築など
  • 「従業員オーナーシップ」に自立的成長促進など
  • 「従業員エンゲージメント」に従業員意見発信や経営の参画など

そのほか、ダイバーシティなど人材育成にかなりの力を注いでいるように思われます。

競合他社のビックカメラと似ていて人財戦略に注力するものと思われます。

参考情報

社会貢献活動

  • 地域イベントへの協賛
  • 環境保全活動
  • 教育支援活動

上新電機の株価指標

2024年8月19日

  • 株価:2734円(8173)
  • PER:11.82倍
  • PBR:0.68倍
  • 時価総額:約761億円
  • 発行株数:約2800万株
  • ROA:2.15%
  • ROE:4.76%
  • 売上高(前期比):約4036億円(‐1.2%) 来期予想:約4100億円
  • 経常利益(前期比):約83億円(0.6%)来期予想:約90億円
  • 配当利回り:3.66% 配当性向:48.4%(24年3月期決算短信より) DOE:2%
  • 今期年間配当金が1株:90円と15円の増配となっており、来期予想は、1株100円の予定です。

5年間チャートです。

引用元:SBI証券https://site1.sbisec.co.jp/ETGat

株主優待券(200円券)

1株以上25枚(5,000円分)(9月)
100株以上11枚(2,200円分)(3月)、25枚(5,000円分)(9月)
500株以上60枚(12,000円分)(3月)、25枚(5,000円分)(9月)
2,500株以上120枚(24,000円分)(3月)、25枚(5,000円分)(9月)5
,000株以上180枚(36,000円分)(3月)、25枚(5,000円分)(9月)

※ Joshin webでも利用可
※ 割当基準日9月末日の株主優待券の有効期限は翌年3月31日までとなります
※ 3月末日に2年以上継続保有(3月末日の株主名簿に同一株主番号で連続3回以上記載)の株主には下記のとおり追加進呈

  • 30枚(6,000円分)—(500株以上) 
  • 60枚(12,000円分)—(2,500株以上) 
  • 90枚(18,000円分)—(5,000株以上)

引用元:上新電機


PER,PBRは標準から株安となっており、ROAとROEともに標準といえ、利益率に5年ほど変動がありますが、安定していると思われ。DOEも2%から2.3%と上がっており、前期より増配(前期年間配当金1株90円→100円)しているためと思われます。

阪神優勝セールがあり、好調ですが、人件費増や暖冬もあり、家電販売軟調です。

優勝セールがなければ、横ばい圏内といったところのようで、経営戦略改善は必要と思われますが、今回の優勝セールで会員数が大幅増加したらしく、来期も横ばいやや増益の可能性もあると思われます。

チャート上は少しずつ上昇してきていると思われます。

PBR,PER,ROE,ROA,DOEについては↓

貸借倍率:0.34倍で回転日数は3.5日となっており、株価が下がる予想をしている投資家が多く、値動きは少しあると考えます。


NISA銘柄としてのメリットは、人財マネジメント成功の売上高と営業利益増です。

配当株と株主優待はなかなかの魅力だと思われます。

デメリットは、競争激化の家電量販店業界の国内売上ランキングが、6位と少し後退気味と思われ、リスクといえます。

1株から株主優待がもらえるので、初心者や少額投資の方におすすめ銘柄といえます。

短中期、長期のどちらの場合でもご自身で損切りラインを決めておいた方が良いでしょう。

株価購入を考えている方は、個人の判断でお願いしますが、今年は動向を探りつつ、購入の機会を伺うか、ドルコスト平均法の購入方法で少しずつの購入が良いと思います。

詳しくは下の記事で↓

この記事はbradの質問を参考に作成しました。

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引用元:上新電機株式会社 公式サイト

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