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キユーピー株:安定収益と成長性、リスクと強みを解説【NISA銘柄】

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キユーピーは、マヨネーズやドレッシングなどの調味料で高いブランド力を持つ会社です。

幅広い商品ラインナップとグローバル展開を強みとし、研究開発への積極的な投資と強固な財務体質で課題克服を目指す日本の食品メーカーですが、材料費高騰や競合他社との競争激化がリスクといえる銘柄です。

この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットした内容です。

投資を始めたい方や少額投資を考えてる方などに適した内容で書いているつもりです。

上級者やもっと詳しく知りたい方は、この記事以外も参考にしてください。

キユーピー株式会社 会社概要

設立: 1919年(大正8年)5月10日

従業員数: 2332名(単体)10642名(連結)

代表取締役社長: 髙宮 満

本社所在地: 東京都渋谷区渋谷1-4-13

事業内容:

  • マヨネーズ、ドレッシング、ソースなどの調味料、缶詰などの食料品
  • コンサルティング、建設関係 
  • 飼料、肥料の製造販売
  • 医薬品・医療機器
  • その他

主要製品:

  • キユーピー マヨネーズ 、ドレッシング、たまごなど
  • パスタソース、料理の素・たれなど
  • ベビーフードや健康ケア食品(キューピーコーワなど)など
  • 医薬品(医薬品用ヒアルロン酸、医薬品用卵黄レシチンなど)

キユーピー株式会社の強みと課題

強み

  • 高いブランド力:

キユーピーは、マヨネーズやドレッシングなどの調味料で高いブランド力を誇っています。

  • 幅広い商品ラインナップ:

キユーピーは、マヨネーズやドレッシングなどの調味料だけでなく、サラダ、惣菜、たまご加工品、医薬品など、幅広い商品ラインナップを持っています。

  • グローバル展開:

キユーピーは、世界各国に拠点を持つグローバル企業です。

10カ国14拠点をもち、62カ国の地域に商品を届けており,海外売上高比率は17%となっており,2030年までに海外収益力を2倍を目指しているようです。

  • 研究開発への積極的な投資:

キユーピーは、研究開発に積極的に投資しており、機能性素材や健康食品の開発などに取り組んでいます。

マヨネーズ製造に欠かせない乳化技術、発酵,酸化制御、タマゴ加工•研究、微生物制御などを駆使し,開発研究に取り組んでいます。

  • 財務体質の強さ:

キユーピーは、財務体質が強固です。

成長分野の設備投資、多様な人材の活躍できる仕組み作り、知的財産投資,DX基盤強化や株主還元の充実を図るなど(増配や総還元性向50%の維持など)、バランスの配分に注視しながらマーケティングをおこなっているようです。


課題

  • 国内市場の成熟:

日本の調味料市場は成熟しており、売上高の伸びが鈍化しています。

新規領域としてGREEN KEWPIEや酢酸菌ビシネス、コア領域のサラダ・基幹商品やソースワールド・タマゴ商品で市場開拓・拡大に取り組むようです。

  • 競争激化:

キユーピーは、国内外の競合企業との競争が激化しています。

食料品業界国内売上高21位,調味料・乳製品・食用油業界国内売上高8位と厳しい位置です。

食料品業界国内売上高1位は日本たばこ産業、2位がアサヒGHDとなっています。

調味料・乳製品・食用油業界国内売上高1位は味の素、2位は、明治HDとなっています。

引用元:バフェットコード食品 調味料

  • 原材料価格の高騰:

キユーピーは、原材料価格の高騰の影響を受けやすいです。

  • 食の嗜好の変化:

消費者の食の嗜好の変化に対応していく必要があります。

メタボリック、フレイル、認知症、免疫の課題に対してサラダ、タマゴのメニューや食べ方の提案,素材の機能性を活かして対応していくようです。

  • 人材確保:

キユーピーは、事業拡大に伴い、人材確保が課題となっています。

次の世代につながる継承、生き生きと強みや能力発揮などの従業員の可能性を引き出す取り組みなど、多様な人材が活躍する仕組み作りに挑んでいます。

キユーピーは、これらの強みと課題を克服し、今後も成長していくことが期待されています。

株価指標

2024年4月9日

  • 株価:3178円(2809)
  • PER:32倍
  • PBR:1.57倍
  • 時価総額:約4566億円
  • 発行株数:約1.4億株
  • ROA:3.18%
  • ROE:4.79%
  • 売上高(前期比):約4550億円(5.8%) 来期予想:約4800億円
  • 経常利益(前期比):約196.9億円(‐22.6%)来期予想:約310億円
  • 配当利回り:1.57%  配当性向:52.8% DOE:2.52% 決算日11月

5年間チャートです。

引用元:SBI証券https://site1.sbisec.co.jp/ETGat

株主優待

有株式数と継続保有期間に応じて、当社グループ商品を贈呈いたします。

所有株式数保有期間優待内容
100~499株継続半年以上1,000円相当の当社グループ商品
継続3年以上1,500円相当の当社グループ商品
500株以上継続半年以上3,000円相当の当社グループ商品
継続3年以上5,000円相当の当社グループ商品

2024年3月贈呈分

100~499株(継続半年以上)↑
1,000円相当の当社グループ商品


100~499株(継続3年以上)↑
1,500円相当の当社グループ商品


500株以上(継続半年以上)↑
3,000円相当の当社グループ商品


500株以上(継続3年以上)↑
5,000円相当の当社グループ商品と
キユーピーグッズ(特製タオル)


同業界と比べてPER,PBRは標準、ROE,ROAは低く、DOEは標準的といえます。

チャート上は少しずつ上昇してきていると思われます。

PBR,PERについては↓

DOEは↓

貸借倍率は0.38倍で回転日数は3.5日となっており、株価が下降する投資家が多いのか、売り注文が多いようです。

工事や設備費用が重く、マヨネーズの値上げやドレッシング、調味料、卵の業績が良く、海外売上高も良さそうですが、損失となっています。

来期は回復する予想となっています。


NISA銘柄としてのメリットは、株主優待とマヨネーズというブランド力を中心に安定した収益が見込め、グローバル事業にまだまだ伸びがある事から成長性が高く、長期配当成長株といえます。

また、営業利益7.5% 、海外売上高伸長率を年率10%以上を目標としており、収益性の改善とグローバル事業に力を入れていくと思われます。

デメリットは、材料費高騰や健康志向社会の対応が悪い場合は、業績悪化となり、減配や株価下降となっていくと思われます。

競争激化で、味の素、日清、キッコーマンなどライバル会社が多い事が言え、これらの企業は、グローバル事業がうまくいっており、先を越されている印象です。

まとめると収益の安定性はあるものの、材料費高騰や競争激化がリスクといえるでしょう。

長期保有に向いているとは言え,ご自身で損切りラインを決めておいた方が良いでしょう。

株価購入を考えてる方は、個人の判断でお願いしますが、今年は動向を探りつつ、購入の機会を伺うか、ドルコスト平均法の購入方法で少しずつの購入が良いと思います。

詳しくは下の記事で↓

この記事はbradの質問を参考に作成しました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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引用元:キューピー

ニッスイ

 

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