この記事は,私が勉強のために調べた事や今までの知識をアウトプットした内容です。
投資を始めたい方や少額投資を考えてる方などに適した内容で書いているつもりです。
上級者やもっと詳しく知りたい方は、この記事以外も参考にしてください。
NISAとは
NISA(ニーサ)とは、少額投資非課税制度の略称で、2014年から始まった国の制度です。
NISA口座で購入した株式や投資信託の売却益や配当金が、一定期間非課税になる制度です。
NISAには、一般NISAとつみたてNISAの2種類があります。
- 一般NISAは、年間120万円の投資枠があり、2023年1月から2023年12月までは最大5年間、運用益が非課税になります。
- つみたてNISAは、年間40万円の投資枠があり、2023年1月から2023年12月までは最大20年間、運用益が非課税になります。
NISA口座は、証券会社や銀行などで開設でき、NISA口座で購入できる商品は、株式や投資信託などです。
NISA口座のメリットは、以下のとおりです。
- 運用益が非課税になる
- 年間の投資枠が決まっているため、無理のない投資ができる
- 少額から始められる
NISA口座のデメリットは、以下のとおりです。
- 非課税期間が限られている
- 投資信託は信託報酬がかかるため、運用コストがかかる可能性がある
NISA口座を利用することで、投資初心者でも少額から株式や投資信託に投資を始めることができます。ただし、投資には元本割れのリスクがあることを理解した上で、自己責任で行うようにしましょう。
新NISAとなり、変更になる項目。
2023年12月末まで運用されていた旧NISAは、2024年1月から新NISAに移行します。
新NISAでは、以下の点が変更されます。
- 制度の恒久化
旧NISAは、2023年末までの時限制度でしたが、新NISAは恒久化されます。
- 投資枠の拡大
旧NISAの投資枠は年間120万円でしたが、新NISAでは年間360万円に拡大され、この範囲内であれば、複数の銘柄を買うことも可能です。ただし、1回の買付で購入できる金額は、証券会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
- 非課税期間の無期限化
旧NISAの非課税期間は5年でしたが、新NISAでは無期限化されます。
- 成長投資枠とつみたて投資枠の併用が可能
旧NISAでは、成長投資枠とつみたて投資枠は併用できませんでしたが、新NISAでは併用が可能になります。
表にまとめると。
項目 | 旧NISA | 新NISA |
---|---|---|
制度の期間 | 2014年~2023年末 | 2024年~ |
投資枠 | 年間120万円 | 年間360万円 |
非課税期間 | 5年 | 無期限 |
併用 | 不可 | 可能 |
メリット | 投資の利益が非課税になる、投資のハードルが下がる、長期投資の促進 | 投資の利益が非課税になる、投資のハードルが下がる、長期投資の促進 |
デメリット | 投資の知識が必要になる、元本割れのリスクがある | 投資の知識が必要になる、元本割れのリスクがある |
新NISAは、投資枠の拡大や非課税期間期限化など、より利用しやすくなった制度です。投資の初心者から上級者まで、幅広い層の人が活用できる制度となっています。
新NISAは成長投資枠とつみたて投資枠の2つで商品(投資信託や株など)を考えなければなりません。
私の考えでは以下のようになります。
- 成長投資枠→株、ETF、アクティブファンド
- つみたて投資枠→投資信託、ETF、インデックファンド
年間投資金額
- 成長投資枠240万円
- つみたて投資枠120万円
それぞれの年間合計金額がこれ以上にならないように調整は必要かと思いますが、積み立て投資枠のみなら年間合計金額が、360万円で使用できます。
売却益が非課税保有限度額が合計1800万(成長投資枠は1200万まで)となってます。
この非課税保有限度額は、簿価残高方式なので、投資した金額(原価といっていいかも)です。
例えば、投資した金額が1500万円で、利益を入れた評価額が2000万円としたら、利益は500万円、投資した金額が1500万円なので、非課税です。
もし、投資した金額を2000万円だとしてそれを一気に売却すると200万円が課税対象となります。
売却した翌年から売却した商品の投資額分だけ非課税保有限度額が、戻ってきます。
利益が1800万円を超えるなら一部売却などしてうまく非課税で乗り切ることも可能です。
うまく利用すれば、非課税で運用可能です。
引用元:MUFG
新NISAのおすすめ銘柄、投資信託、ETFなど。
新NISAの成長投資枠でおすすめな銘柄や投資信託は、以下のとおりです。
アメリカ株
- アップル(AAPL)
- 世界最大のスマートフォンメーカー
- クラウドコンピューティングやウェアラブルデバイスなどにも進出
- マイクロソフト(MSFT)
- 世界最大のIT企業
- クラウドコンピューティングやOfficeソフトなどで強み
- Amazon(AMZN)
- 世界最大のECサイト運営会社
- クラウドコンピューティングや物流などにも進出
- Alphabet(GOOGL)
- Googleの親会社
- 検索エンジンや広告事業で強み
- Tesla(TSLA)
- 世界最大の電気自動車メーカー
- 自動運転技術や太陽光発電などにも進出
日本株では。
- KDDI(9433)
- 日本のIT企業
- 携帯電話事業、インターネット事業、投資事業など
- 楽天(4755)
- 日本のインターネット企業
- ECサイト運営、金融事業、通信事業など
- LINEヤフー(4689)
- 日本のインターネット企業
- ECサイト運営、広告事業、メディア事業など
- ソニー(6758)
- 日本の総合電機メーカー
- 家電、ゲーム、エンタメなど
- トヨタ自動車(7203)
- 日本の自動車メーカー
- 乗用車、商用車など
どの銘柄も大手で、世界情勢や不祥事などトラブルがなければ、成長株といえるとおもいますが、リスクは比較的高いと思います。
しかし、一株から買えると思います(一部の証券会社ではできないケースがあるかもしれません)ので、少額で買うなどリスクを減らして買うのも良いと思います。
ご自身が他に保有したいが、株価指標がわからない方は↓の記事を読んでください。
投資信託は
- iFreeNEXT NASDAQ100
- NASDAQ100指数に連動するインデックスファンド
- アップル、マイクロソフト、Amazonなど、米国の成長企業を幅広く投資
- iFreeNEXT 米国株式 大型成長株
- 米国の大型成長株に投資する投資信託
- アップル、マイクロソフト、Amazonなど、米国の成長企業を幅広く投資
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- MSCI USAインデックスに連動するインデックスファンド
- 米国の大型株、中型株、小型株の成長株に投資
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- S&P500指数に連動するインデックスファンド
- 米国の大型株に投資
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
- S&P500指数に連動するインデックスファンド
- 米国の大型株に投資
- iFreeNEXT 日本株式TOPIX Growth
- TOPIX Growth指数に連動するインデックスファンド
- 日本の成長企業に投資
- 金の投資信託(つみたて投資枠対象外)
- ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり 金現物拠出型上場外国信託「SPDR ゴールド・シェア」)
- 三菱UFJ 純金ファンド(純金上場信託(現物国内保管型)」(愛称:「金の果実」)を主要投資対象とします。)
- SBI-SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジありなし、金のETF連動)
こちらは、幅広くリスクが比較的少ないと言えますのでつみたて投資枠でも個人的には考えられます。
ETFは
- iFreeNEXT 米国株式(為替ヘッジなし)
米国株式を投資対象としたETFです。米国株式市場は、世界最大の株式市場であり、長期的な成長が期待できます。
- iFreeNEXT 全米株式(為替ヘッジなし)
世界中の株式を投資対象としたETFです。世界経済の成長をカバーすることができます。
- iFreeNEXT 新興国株式(為替ヘッジなし)
新興国の株式を投資対象としたETFです。新興国の成長を享受することができます。
- iFree 米国リート
米国の不動産投資信託(REIT)を投資対象としたETFです。不動産価格の上昇を狙うことができます。
- iFree 全米債券(インデックス)
米国の債券を投資対象としたETFです。債券の利回りを狙うことができます。
ETFの注意点。
ETFは市場に出されている事もあり、投資信託よりリスクは高いです、投資経験を積み,リスクの理解度を高めてETFを検討してみる事をおすすめします。
一つの銘柄、投資信託、ETFなどにするより複数で組み合わせるのが、ポートフォリオとしては良いと考えます。
そして私個人として考えているのが,リスクが高いですが、インドとアフリカの投資信託やETFがあります、比較的どこの証券会社でも買えますのでポートフォリオに入れてもと考えます。
新NISAのつみたて投資枠でおすすめな商品としては、以下のようなものが挙げられます。
- 投資信託
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- SBI・V・全世界株式(オール・カントリー)
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
毎月一定額を積み立てて、長期的に投資を行うことを想定した制度ですので、成長性の高い投資対象に投資することで、より大きなリターンを期待することができます。
全世界株式なら先進国と新興国を包括的にカバーしているため、リスクを分散することができます、ただし、新興市場は、景気変動や政治情勢などの影響を受けやすいため、リスクがあることを理解したうえで投資を行う必要があります。
成長投資枠のおすすめな投資信託などを取り入れてリスク分散してポートフォリオを組む事もありだと思います。
私のおすすめは、比較的リスクを抑えたものが多いと思います。
リスクの理解度を高めていけば,ハイリスクハイリターンなもの(成長株、小型株,新興国株式、先物取引ETF、不動産投資信託(REIT)など)をポートフォリオの一角に入れてもと考えたりします。
新NISAも含めて投資には必ずリスクが伴うため、十分な知識と経験を身につけてからでも遅くないと思います。
私の記事を参考にまた、他の方の記事なども参考にして知識を身につけて、少額ずつで投資経験を積んで、余裕資金を持って慎重にお願いします。
許容リスクを考えて慎重に考え、ほかのサイトなども参考にし、考えてみてはよいと思います。
この記事はbradの質問を参考にし、作成しました、最後まで読んでいただきありがとうございます。
Googleのポリシーを遵守して運営しております。
ポリシー違反のご指摘は、お手数ですがお問い合わせフォームよりご連絡ください。